一般社団法人ひろしま好きじゃけんコンソーシアム
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「東広島市・学生発スタートアップチャレンジ2024」では、広島大学・近畿大学工学部・広島国際大学の学生による、自由で創造的なアイディアや起業してみたいという意識の具体化に向けた活動を支援しています。
このたび、12月21日(土)に開催する成果発表会(Demo Day)に向けて、本事業に採択されている13チームのインタビュー記事を掲載いたします。
第2回は、「楽しみながら参加できる防災訓練の仕組みの構築~災害時に備えた正しい知識の習得~」のテーマで活動している広野玲紋さんがインタビューを受けてくれました。
(記載の情報は掲載時点のものです。)
※DemoDayへの参加申し込み及び詳細はこちら(参加費無料)

スタートアップチャレンジで事業化を目指すテーマについて教えてください!
私が提供する事業は「楽しみながら参加できる防災訓練の仕組みの構築~災害時に備えた正しい知識の習得~」です。楽しみながら防災知識を学ぶことができるように、スタンプラリーシステムを利用した防災スタンプラリーを開催します。
このテーマはどのようにして思いつきましたか。
私がこのプロジェクトのアイディアを思いついたのは、家族と町を歩いて謎解きをしたときです。自分の足で歩いてミッションをこなすというのはとても楽しく印象的でした。以前ボランティアで仲良くなった去年の採択者でもある吉朝さんから非常用持ち出し袋の普及をしようとしているという話を聞いていたので、自分の足でミッションをクリアするという体験と防災を掛け合わせたら楽しみながら防災知識を身につけることができるのではないかと考えました。
スタートアップチャレンジ2024をどのようにして知りましたか?
昨年度の採択者である吉朝さんの活動で知りました。
このプログラムに応募しようと思ったきっかけを教えてください。
今まで「こういったことやってみたい」という考えはあってもどう行動したら良いのか分かりませんでした。しかし、このプログラムでは活動資金の援助やメンターの方から意見を聞くことができると知り、自分のアイディアを形にできるのではないかと思い応募しました。
スタートアップチャレンジ2024への応募前からすでに始めていた活動はありますか。
災害や防災のことをもっと知るために防災士の資格を取りに行きました。
スタートアップチャレンジの支援期間中はどのような活動をしていますか。
実際に広島国際大学と広島大学で防災スタンプラリーイベントを開催しています。また、ユーザーへのヒアリングとイベント参加者へのアンケートから今後このスタンプラリーをどのように展開していくかについても検討しています。
ベンチャーキャピタルのメンタリングを受けながらプロジェクトを進めていると思いますが、どんな学びがありますか。
今までになかった視点からアドバイスをいただけるので勉強になります。どのようにサービスの価値を高めることができるのか、どんなことをヒアリングしたら良いのか、学生の立場では限界があるビジネスの視点でもアドバイスをいただけるので有り難いです。
プロジェクトを進める中で、難しいと感じる部分はありますか。
最も難しいと感じる部分は限られた時間で検証する必要があることです。このスタートアップチャレンジの活動期間は約3か月しかないため、DemoDayから逆算して計画的に行動していくことを心がけました。
どんな思いを持って活動していますか。
現代の人々は興味があるものにしか興味をもてないという特徴があり、防災訓練のように重要だと分かっていても興味がもてないものもあります。そこで従来のやり方を少し変えることでそういったものに興味をもってもらうきっかけを作りたいと思います。
最後にDemo Dayを見に来る方々に向けて、一言お願いします!
今後、防災に限らずスタンプラリーを使った様々なイベントを開催することができたら楽しいだろうなと思っています。DemoDayでは活動の成果を知っていただき、スタンプラリーを使ったイベントに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。



スタンプラリーイベントの準備をする広野さん