[スタートアップチャレンジ2024]採択チーム紹介⑤ (佐藤チーム)

「東広島市・学生発スタートアップチャレンジ2024」では、広島大学・近畿大学工学部・広島国際大学の学生による、自由で創造的なアイディアや起業してみたいという意識の具体化に向けた活動を支援しています。
このたび、12月21日(土)に開催する成果発表会(Demo Day)に向けて、本事業に採択されている13チームのインタビュー記事を掲載いたします。

第5回は、「古き良き日本の心を探して〜地域と観光客をつなぐサービス〜」のテーマで活動している佐藤歌さんがインタビューを受けてくれました。
(記載の情報は掲載時点のものです。)

※DemoDayへの参加申し込み及び詳細はこちら(参加費無料)

スタートアップチャレンジで事業化を目指すテーマについて教えてください!

古き良きまちの観光力アップ

このテーマはどのようにして思いつきましたか。

私たちは、所属する建築学科と東広島市が連携して行っている、東広島市高屋のまちづくりのプロジェクトに参加しているのですが、その中で東広島市白市にて町歩きをする機会がありました。白市は私たちの生活の中心である高屋の隣の町であり、何度か訪れたことがあったのでそれなりに知っているつもりでした。しかし実際に行ってみると、知らないことが多くとても魅力的な町でたくさんの学びがありました。一緒に参加した近くの地域住民も、白市が魅力的であることを知らない人が多く、「こういった魅力が沢山ある町なのに発信されていない」ことはもったいないなと感じました。この機会から着想を得て、このようなまだ知られていない日本の魅力ある町並みを発信するサービスを事業に出来ないかと考えました。そこで、古い町並みの魅力に気づくのは、その風景を当たり前に感じながら生活する地域住民ではなく、その地に足を運んだ観光客なのではないかと考えました。さらに観光客の中でも、外国人観光客からすると日本の古い町並みは、貴重な風景なのではないかと考えました。

チームメンバーにはどんな方がいますか。

同じく近畿大学工学部建築学科3年生の水谷奈桜がいます。

スタートアップチャレンジ2024をどのようにして知りましたか?

大学の「起業と経営」という授業において、起業案を考えていく中、本プログラムの存在を知りました。

スタートアップチャレンジ2024への応募前からすでに始めていた活動はありますか。

活動というほど大それたことはできていませんでしたが、建築学科に所属している中で、学校の中だけにとどまらず外部に自分たちの学びを活かせることがあったらいいなとは思っていました。

スタートアップチャレンジの支援期間中はどのような活動をしていますか。

ターゲットを選定するために仮設検証をヒアリングなどで行っています。

ベンチャーキャピタルのメンタリングを受けながらプロジェクトを進めていると思いますが、どんな学びがありますか。

私たちだけで考えていると、熟考している分頂点に達したと思い込んでしまいますが、お話しする中で自分たちの未熟な点がわかるので、再度自分たちの案を客観的に見ることができ、私たちだけでは気づくことが出来なかった問題点など様々な視点でのアドバイスをいただけるのでとても勉強になります。また、すぐに限界を作らないこと、パターン化をすることで様々なことに対応することが身につくということも学びました。

プロジェクトを進める中で、難しいと感じる部分はありますか。

収益化や宣伝力など。主に外国の方々に向けたサービスについて考えているので、ヒアリングのさいのコミュニケーションがすごく難しいと感じます。

どんな思いを持って活動していますか。

白市の楽しさをみんなに体感してもらいたいという思いで活動しています。

最後にDemo Dayを見に来る方々に向けて、一言お願いします!

こんな大舞台は初めてですが、皆様に白市の魅力並びに私たちの提案の面白さを存分に発信します。 

お問い合わせ先

一般社団法人ひろしま好きじゃけんコンソーシアム
TEL : 080-3052-7315
Mail:office※sukijyaken.jp (注:※は半角@に置き換えてください)


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