外国語教育研究センター

あ行
広大人通信90号榎田先生

英語教育と英文学、共通点はテクノロジー

外国語教育研究センター 榎田 一路 准教授

【好きな言葉】
ゆっくり急げ
​​​【休日の過ごし方】
家族と外出。料理。インスタグラム
​​【お気に入りの場所】
千光寺公園に続く山道から見る尾道の風景。イギリスの小さな村ハワース
【最近の「いいね!」】
製作配信に携わっている英語学習用ポッドキャストが10年目を迎えたこと。初めてコミックマーケットに出かけたこと
【専門を説明するキーワード】
CALL(コンピュータ支援語学学習)、英語教材開発、コンラッド研究
【今、取り組んでいる研究】
英語教育学では、パソコンやスマートフォンなどの身近なデジタル機器と学習者主体の活動を組み合わせた、効果的な英語指導の仕組み作りや、教材開発に取り組んでいます。英文学では、ポーランド出身で元船長という面白い経歴を持つ20 世紀初頭の英国作家コンラッドが、当時の世界を結ぶテクノロジーをその重厚な作品中でどう描いているかに注目しています。

■1968年生まれ ■広島県出身
■うお座 ■A型
■広島大学大学院文学研究科博士課程後期中途退学。安田女子大学講師、広島大学外国語教育研究センター助教授などを経て、07年から現職。専門は英文学・英語教育学。

(第90号・2018年5月取材)

 


 

た行
広大人通信100号高橋先生

習熟度別の、英語の使用傾向を探る

外国語教育研究センター 高橋 有加 助教

【好きな言葉】
人間万事塞翁が馬
​​​【休日の過ごし方】
釣り、散歩(自然を見るのが好き)
​​【お気に入りの場所】
東広島キャンパスのビオトープ。水の中の生き物をよく見に行っています
【あなたの100 点なところを教えてください】
部屋に虫が入ってきたら捕まえて外に逃がしてやるところ
【専門を説明するキーワード】
コーパス言語学、第二言語習得、英語教育学、関係代名詞、基準特性
【今、取り組んでいる研究】
「コーパス」というデータベースを使って、英語を学ぶ日本人が「関係代名詞」をどのように使っているか、どう間違いやすいのか、習熟度別の使用傾向を調べています。中高生約1 万人が英語で書いた言葉・話した言葉のコーパスを使うのですが、膨大なデータを扱うので、分析するとはっきり傾向が見えるところが面白いです。効果的な教材の開発や、到達度目標の設定に役立てられると考えています。

■宮城県出身
■しし座
■東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、18年から現職。専門はコーパス言語学。

(第100号・2019年3月取材)


up