大学病院

あ行
人通信94号大平先生

外科の視点で肝臓由来N K 細胞療法の実現を

病院未来医療センター 大平 真裕 助教

【好きな言葉】
行動しながら考える
​​​【休日の過ごし方】
ランニング。12月開催の防府読売マラソンに今年で3度目の出場予定
​​【お気に入りの場所】
太田川河川敷
【最近の「いいね!」】
夏休みに家族で白馬岳に登ったこと
【専門を説明するキーワード】
肝胆膵(すい)外科、臓器移植、移植免疫
【今、取り組んでいる研究】
肝臓移植後の、肝臓がん再発や感染症予防を目的とした免疫細胞療法に取り組んでいます。肝臓の中にのみ存在する特殊なナチュラルキラー細胞は、がん細胞を攻撃する力が他に比べて強く、感染症にも強いことが分かっています。その働きを解明することで、肝臓がん以外のがんに対する新たな治療として応用することができないかと考えています。まだまだ明らかでない部分も多いのですが、1日でも早い実現に向けて、日々研究しています。

■1975年生まれ ■広島県出身
■おひつじ座
■広島大学医歯薬学総合研究科博士課程修了。博士号(医学)広島大学。マイアミ大学移植外科留学を経て、13年から現職。専門は肝胆膵移植外科、細胞免疫療法。

(第94号・2018年9月取材)

 


 

た行
広大人通信84号垰越先生

個々の患者に最適な薬の投与設計を

病院薬剤部 垰越 崇範 助教

【好きな言葉】
精神一到
​​​【休日の過ごし方】
ドライブ、子どもたちと遊ぶ
​​【お気に入りの場所】
灰が峰、滝百選
【最近の「いいね!」】
カープ2年連続リーグ優勝
【専門を説明するキーワード】
薬物動態、薬物治療モニタリング、薬の適正使用
【今、取り組んでいる研究】
患者に投与された薬剤は、その成分により運ばれる組織が異なります。さらにその過程には個人差があり、年齢、性別、生活習慣、別に服用している薬やその日の体調などでも異なってきます。薬物治療モニタリングは、薬の血中濃度を測定することで、その時の患者に最適な薬の用法・用量を導き出すことができます。このモニタリングを行っていく中で、投与した薬物の動態を変動させる原因を探索し、その要因を考慮した薬物投与設計の構築を進め、患者個々に最適な薬剤の投与設計の実現を目指しています。

■1980年生まれ ■広島県出身
■おひつじ座 ■AB型
■広島大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程後期修了。病院薬剤部助手を経て、07年から現職。専門は薬物動態、薬物治療モニタリング。

(第84号・2017年11月取材)

 


 

は行
広大人通信95号平田先生

広島で地方初のアスリート支援体制を!

病院診療支援部リハビリテーション部門 平田 和彦 副部門長

【好きな言葉】
上手も下手も我が師なり。Spirit in Motion
​​​【休日の過ごし方】
子どもとバスケをしたり、NBA の試合を見たり、子どものバスケの応援に行ったりしています
​​【お気に入りの場所】
東京ミッドタウンのガーデン
【最近の「いいね!」】
サポートしていた障がいアスリートがボッチャ日本代表になったこと。選手と一緒に東京パラリンピックを目指したい
【専門を説明するキーワード】
運動器リハビリテーション、障がい者スポーツ、マルチサポート
【今、取り組んでいる研究】
スポーツ医科学センターでは「スポーツ」をキーワードに全学的なネットワークを構築する取り組みを行っています。医学部をはじめ、教育学部、総合科学部、工学部の先生方と学部を超えてアスリートのサポートや研究を行っています。さまざまな分野と連携することで、新たな知見が得られ「イノベーション」を起こしたいと考えています。

■1979年生まれ ■広島県出身
■おうし座
■広島大学医学部保健学科卒業。 03年から現職。14年から本学病院スポーツ医科学センター業務を兼任。専門は運動器リハビリテーション、スポーツリハビリテーション。

(第95号・2018年10月取材)

 


 

ま行
広大人通信87号益田先生

世界から注目される肺癌研究を目指して

病院呼吸器内科 益田 武 助教

【好きな言葉】
井の中の蛙にならない
​​​【休日の過ごし方】
家族で買い物やアウトドアに出掛けています
​​【お気に入りの場所】
鈴が峯から見下ろす広島湾の眺望
【最近の「いいね!」】
同僚との楽しい食事会
【専門を説明するキーワード】
肺癌、臨床と基礎研究
【今、取り組んでいる研究】
肺癌患者さんがより良い治療を受けることができるように、新薬の開発や薬剤の副作用軽減につながる研究を行っています。病院では、臨床医として上司や後輩の医師たちと呼吸器内科の患者さんの診療に当たっています。呼吸器内科では診断や治療方針の選定が難しい患者さんを担当する機会が時にあり、皆と議論をしながら慎重に診療を進めています。この診療と議論を重ねる中で、我々が解明すべき疑問や研究テーマが見いだされることがあります。よって、私にとってこの過程は非常に大切なものと考えています。

■1979年生まれ ■広島県出身
■てんびん座 ■A型
■広島大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程修了。14年から現職。専門は呼吸器内科学。

(第87号・2018年2月取材)


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