広島大学で、地域との連携に基づくユニークな人材養成プログラムがスタートします。

平成21年5月20日

広島大学で、地域との連携に基づくユニークな人材養成プログラムがスタートします。
~地方協奏による挑戦する若手人材の養成計画~
 

広島大学は、今年度「若手研究人材養成センター」を設置し、男女を問わず、独自の専門に裏打ちされた幅広い知識と興味をもち、新分野に挑戦する活力ある人材を、中国四国地方の企業や研究機関、学会と密接に連携しながら養成するプログラム『地方協奏による挑戦する若手人材の養成計画』を開始します。

このプログラムでは、連携する企業等からの視点で、カリキュラムの内容を検討・評価し、改善を行っていくシステムを取り入れており、従来の狭い研究室レベルにおける後継者養成とは異なる人材養成システムです。

産官学が協奏して人材育成に取り組むことで、人材育成に対する大学や企業の意識改革を進め、国内外を問わず多様な場で活躍できる若手研究人材の養成システムを構築しようとするものであり、平成21年度科学技術振興調整費「イノベーション創出若手研究人材養成」プログラムとして採択されました。
 
プログラム概要
受講者は「若手研究人材養成センター」に所属し、同センターが開発する「実践プログラム」を受講する。実践プログラムは、2コース・6プラグラムで構成し、修得単位や取組み実績は、アチーブメントカードシステムにより一元管理され、それに基づき指導・助言を受けます。
■対 象 者:本学の博士後期課程の大学院生、ポストドクター等(全国から公募)
■受入人数:1年につき、大学院生を10人程度、ポストドクターを4人程度
■選抜方法:毎年度、9月と3月に選抜試験を実施予定
■養成期間:12カ月
■進 路:①企業や研究機関等の研究者・技術者、②中高校の理科の教員、③大学の教職員や官公庁等の研究・管理運営部門職員
■コース・プログラム名
 ●実務コアコース(大学院正規科目により実務能力の基礎を身に付ける)
     実務キャリアプログラム、英語コミュニケーションプログラム、MOT教育プログラム
 ●イノベーション研究コース(企業等との連携により、幅広い研究展開能力を身に付ける)
     融合領域研究プログラム、異分野研究支援プログラム、企業派遣プログラム

お問い合わせ先

広島大学副理事(男女共同参画担当)
相田 美砂子(大学院理学研究科・教授)
TEL:082-424-7412、FAX:082-424-0725
E-mail:maida@hiroshima-u.ac.jp(※@は半角に置き換え送信してください。)


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