足関節の運動装置を完成

平成21年10月22日

足関節の運動装置を完成
高齢者の介護予防や歩行能力の向上に

 

広島大学大学院保健学研究科の浦邉幸夫教授は、足関節(足首)の柔軟性を回復させるリハビリ用装置を株式会社丸善工業と産学連携研究により共同研究・開発し、このたび、足関節運動装置「らっくんウォークR-1」を完成させました。
今回開発した技術を応用した足関節運動装置は、足関節の柔軟性を回復させ、高齢者の介護予防、歩行能力の向上、スポーツ選手の疲労回復などに役立てることが期待できます。

足関節背屈(足首を反らす)能力は、加齢に伴い低下していき、立ち上がりの困難や転倒などを招きます。足関節の運動を健全に保つことは、歩行やランニングなどにみられる日常生活動作、スポーツ活動に不可欠です。現代の高齢社会において、高齢者の健康維持は大きな課題で、らっくんウォークの活用は、足元からの積極的な健康維持の効果があると考えらます。乗るだけで、歩くような気軽なペースで足関節の運動ができ、いつまでも健康に歩くことが期待できます。多くの方々にその効果を実感していただきたいと思います。

つきましては、下記のとおり記者会見を開催しご説明いたします。
ご多忙とは存じますが、是非、ご出席いただきたくご案内申し上げます。

日時: 平成21年10月26日(月)午後2時~3時

場所: 広島大学霞キャンパス (広島市南区霞1-2-3) 保健学科 1階会議室                 

出席者:
浦邉 幸夫(広島大学大学院保健学研究科 教授)
相原 將邦(丸善工業株式会社 代表取締役)

お問い合わせ先

◆研究内容に関すること
広島大学大学院保健学研究科 教授 浦邉幸夫
電話:082-257-5405(研究室)
メール:yurabe@hiroshima-u.ac.jp

◆商品に関すること
丸善工業株式会社 代表取締役 相原將邦
電話:082-820-0333
メール:aihara@maruzenkk.com

◆報道担当
広島大学社会連携・情報政策室 広報グループ 和木光江
電話:082-424-6017

(@は半角@に置き換えた上、送信してください。)


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