生物生産学部 卒業認定・学位授与の方針

水圏統合科学主専攻プログラム

 水圏統合科学主専攻プログラムでは,水圏における食料生産や資源の循環・有効利用を目指す企業や法人機関等における専門技術者等として活躍できる人材を養成する。そのため本プログラムでは,以下の能力を身につけ,基準となる単位を修得すると共に規定の到達目標に達し,かつ生物生産学部が定める審査に合格した学生に「学士(農学)」の学位を授与する。

●教養教育科目を通して

(1)自主的・自立的に学修する態度を習慣づけており,情報収集力・分析力・批判力を身につけ,これらを活用できる。

(2)ものごとの本質と背景を広い視野から洞察する力や,国際人として生きるにふさわしい語学力と平和に対する関心を持つことができる。

(3)幅広い知識から,問題を発見し,真に問題解決に役立つ「知識体系」へと統合し,総合的な見地からものごとを俯瞰できる。

 (4)一般的な科学的基礎知識を持ち,生物生産学の専門領域への応用展開に必要な知識と技能を理解できる。

●専門教育のうち専門基礎科目を通して

 (5)生物及び生物圏に関する先端的な話題や基本的な概念を理解できる。

(6)生物生産学の価値志向性やグローバル化した社会との関わりを理解でき,科学の応用における対話や合意形成の重要性を理解できる。

 (7)研究上の不正行為の問題性と研究者・技術者倫理の重要性を理解できる。

●本プログラムの専門科目を通して

(8)水圏生物,水産業,水圏環境に関する知識を習得し,水産資源の管理と水産物の利用の方法について理解できる。

(9)水産業と水圏環境の保全を両立させるために必要な理論を理解し,水圏生物の諸特性について,生理学,生化学,生態学的手法を用いて分析・評価することができる。

(10)水圏生物の取り扱いをその特性に基づいて実施でき,有用水産資源の管理・利用について技術者・研究者倫理に基づき,多面的視野にたって実践的に応用・活用できる。

 (11)水圏生物の具体的諸事象について,自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,意見交換することができる。

応用動植物科学主専攻プログラム

 応用動植物科学主専攻プログラムでは,品質と安全性に優れた動物性及び植物性食資源の持続的な生産や人間生活の豊かさを向上させるための動植物資源の利用等に関わる分野の研究者・専門技術者等として活躍できる人材を養成する。そのため本プログラムでは,以下の能力を身につけ,基準となる単位を修得すると共に規定の到達目標に達し,かつ生物生産学部が定める審査に合格した学生に「学士(農学)」の学位を授与する。

●教養教育科目を通して

(1)自主的・自立的に学修する態度を習慣づけており,情報収集力・分析力・批判力を身につけ,これらを活用できる。

(2)ものごとの本質と背景を広い視野から洞察する力や,国際人として生きるにふさわしい語学力と平和に対する関心を持つことができる。

(3)幅広い知識から,問題を発見し,真に問題解決に役立つ「知識体系」へと統合し,総合的な見地からものごとを俯瞰できる。

(4) 一般的な科学的基礎知識を持ち,生物生産学の専門領域への応用展開に必要な知識と技能を理解できる。

●専門教育のうち専門基礎科目を通して

  (5)生物及び生物圏に関する先端的な話題や基本的な概念を理解できる。

(6)生物生産学の価値志向性やグローバル化した社会との関わりを理解でき,科学の応用における対話や合意形成の重要性を理解できる。

  (7)研究上の不正行為の問題性と研究者・技術者倫理の重要性を理解できる。

●本プログラムの専門科目を通して

(8)動植物資源の生産・利用に関して,分子・細胞・個体レベルでの生命現象ならびに生態系や生産環境に至るまで体系的に理解できる。

(9)動植物資源の生産・利用に関する学問領域において,情報の収集・分析力や研究手法を体系的に習得し,実践的に応用・活用できる。

(10)動植物資源の生産・利用を学ぶことにより得た知識・技能等を総合的に活用し,自らがたてた課題に取り組み,結論を文章や口頭で論理的に表現し,議論することができる。

食品科学主専攻プログラム

 食品科学主専攻プログラムでは,食料の生産管理と流通,食品素材の機能評価と高度利用,安全で高品質・高機能な食品の製造と開発,食品素材の機能解析と有効利用に関する基礎知識と技術を総合的に教育し,広い視野から健康で豊かな食生活の創成において活躍できる人材を養成する。そのため本プログラムでは,以下の能力を身につけ,基準となる単位を修得すると共に規定の到達目標に達し,かつ生物生産学部が定める審査に合格した学生に「学士(農学)」の学位を授与する。

●教養教育科目を通して

 (1)自主的・自立的に学修する態度を習慣づけており,情報収集力・分析力・批判力を身につけ,これらを活用できる。

 (2)ものごとの本質と背景を広い視野から洞察する力や,国際人として生きるにふさわしい語学力と平和に対する関心を持つことができる。

 (3)幅広い知識から,問題を発見し,真に問題解決に役立つ「知識体系」へと統合し,総合的な見地からものごとを俯瞰できる。

 (4)一般的な科学的基礎知識を持ち,生物生産学の専門領域への応用展開に必要な知識と技能を理解できる。

●専門教育のうち専門基礎科目を通して

(5)生物及び生物圏に関する先端的な話題や基本的な概念を理解できる。

(6)生物生産学の価値志向性やグローバル化した社会との関わりを理解でき,科学の応用における対話や合意形成の重要性を理解できる。

   (7)研究上の不正行為の問題性と研究者・技術者倫理の重要性を理解できる。

●本プログラムの専門科目を通して

 (8)食料の生産管理と流通に関する専門的知識を習得し,安全な食料を安定的に供給するための方策を総合的に考察できる。

 (9)食品の製造と加工に関する専門的知識及び汎用的技能を習得し,食品素材を安全かつ高機能・高品質な食品へと変換するための実践的方策を理解できる。

(10)食品及び食品素材の安全性,栄養,嗜好性,生体調節機能,物性の評価と制御ならびに新規有効利用に関する基礎的及び専門的な知識と技能を修得し,実践できる。

(11)食料の生産から消費者が口にするまでの流れを統合的に学修することで,一貫したシステムとして理解できる。身につけた知識・技能・態度等を総合的に活用し,自らが立てた課題を解決し,結論を文章や口頭で論理的に表現し,議論できる。

分子農学生命科学主専攻プログラム

 分子農学生命科学主専攻プログラムでは,生物生産学の基盤となる生体分子・細胞・個体・個体群の生命現象に関する基礎的及び専門的な知識と技能を修得させ,さらに思考力と創造力を発揮できる科学者として企業,大学,その他公的機関等で活躍できる人材を養成する。そのため本プログラムでは,以下の能力を身につけ,基準となる単位を修得するとともに規定の到達目標に達し,かつ生物生産学部が定める審査に合格した学生に「学士(農学)」の学位を授与する。

●教養教育科目を通して

(1)自主的・自立的に学修する態度を習慣づけており,情報収集力・分析力・批判力を身につけ,これらを活用できる。

(2)ものごとの本質と背景を広い視野から洞察する力や,国際人として生きるにふさわしい語学力と平和に対する関心を持つことができる。

(3)幅広い知識から,問題を発見し,真に問題解決に役立つ「知識体系」へと統合し,総合的な見地からものごとを俯瞰できる。

 (4)一般的な科学的基礎知識を持ち,生物生産学の専門領域への応用展開に必要な知識と技能を理解できる。

●専門教育のうち専門基礎科目を通して

 (5)生物及び生物圏に関する先端的な話題や基本的な概念を理解できる。

(6)生物生産学の価値志向性やグローバル化した社会との関わりを理解でき,科学の応用における対話や合意形成の重要性を理解できる。

 (7)研究上の不正行為の問題性と研究者・技術者倫理の重要性を理解できる。

●本プログラムの専門科目を通して

(8)分子及び細胞レベルから個体や生態系に至る微生物・植物・動物の生理・生体の機能について,知識を体系的及び階層的に理解することができる。

(9)分子から細胞,細胞から生体機能や生態に関する学問領域において,情報の収集・分析力や研究手法を身につけ,その基礎力をベースに実践的に応用・活用できる。

(10)細胞や生体の機能を分子的な面から考える分野において,身につけた知識・技能・態度等を総合的に活用し,自らが立てた課題を解決し,結論を文章や口頭で論理的に表現し,議論できる。

国際生物生産学主専攻プログラム

 国際生物生産学主専攻プログラムでは,他の4つの主専攻プログラム(水圏統合科学,応用動植物科学,食品科学,そして分子農学生命科学)のコア領域(以下,「4つの領域」)から生物生産学の幅広い学問分野の専門的な知識及び技能を主に英語による授業科目で修得させ,さらに思考力と創造力を発揮できる科学者として企業,大学,その他公的機関等で活躍できる人材を養成する。そのため本プログラムでは,以下の能力を身につけ,基準となる単位を修得するとともに規定の到達目標に達し,かつ生物生産学部が定める審査に合格した学生に「学士(農学)」の学位を授与する。 

●教養教育科目を通して

(1) 自主的・自立的に学修する態度を習慣づけており,情報収集力・分析力・批判力を身につけ,これらを活用できる。

(2) ものごとの本質と背景を広い視野から洞察する力と国際人として生きるにふさわしい語学力と平和に対する関心を持つことができる。

(3) 幅広い知識から,問題を発見し,真に問題解決に役立つ「知識体系」へと統合し,総合的な見地からものごとを俯瞰できる。

(4) 一般的な科学的基礎知識を持ち,生物生産学の専門領域への応用展開に必要な知識と技能を理解できる。

●専門教育のうち専門基礎科目を通して

(5) 生物及び生物圏に関する先端的な話題や基本的な概念を理解できる。

(6) 生物生産学の価値志向性やグローバル化した社会との関わりを理解でき,科学の応用における対話や合意形成の重要性を理解できる。

     (7) 研究上の不正行為の問題性と研究者・技術者倫理の重要性を理解できる。

●本プログラムの専門科目を通して

    (8) 4つの領域から専門的な知識を体系的及び階層的に理解することができる。

(9) 4つの領域のいずれかをコアとした学問領域において,情報の収集・分析力や研究手法を身につけ,その基礎力をベースに実践的に応用・活用できる。

(10) 4つの領域のいずれかをコアとした専門分野において,身につけた知識・技能・態度等を総合的に活用し,自らが立てた課題を解決し,結論を文章や口頭で論理的に表現し,議論できる。


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