広島⼤学は、個々の学⽣が主体的で柔軟な学びを実践できる環境を構築し、豊かな⼈間性と幅広い教養、秀でた専⾨的知識と⾃ら課題を発⾒し解決する能⼒を備え、⾃由で平和な持続的発展を可能とする社会の実現に貢献する⼈材を育成することを教育活動の基本原則に掲げている。この基本原則を遵守するにあたり、広島⼤学において教育を担う全ての教職員が従うべき規範を次のように定める。
1.教職員の基本的態度
教職員は、教育活動の基本原則を深く⾃覚し、全ての学⽣が豊かな⼈間性と平和を希求する精神を育み、国際的教養⼈としての能⼒を⼗分に発揮できるよう、⾏動する。
2.学⽣の⼈権・⼈格の尊重
教職員は、学⽣の⼈権と⼈格を尊重 ・擁護し、学⽣に対し敬意をもって接するとともにあらゆる差別やハラスメントを決して⾏わない。
3.公正な授業運営
教員は、安全 ・安⼼な教育環境を整え、学⽣に明確な学習⽬標と授業計画及び評価の基準を⽰した上で真摯に授業を実施し、公正な成績評価を⾏う。
4.授業改善・学修⽀援
教員は、常に授業の改善に努め、他の教職員とともに学⽣の⾃主的 ・⾃律的な学修を⽀援する。
5.学⽣指導
教職員は、学⽣の意⾒に⽿を傾け、誠実に学⽣を指導する。
(※) この綱領でいう「教職員」ならびに「教員」には、指導補助者であるティーチング・アシスタントを含む。
(2024 年 9 月 17 日 制定)