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「ノンフィクションの苦闘」をテーマに堀川惠子氏が講演。第11回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました

堀川 惠子氏

2026526日(火)、今年度第11回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。ノンフィクション作家の堀川惠子氏が講演を行い、法学部・経済学部の夜間主コースの新入生ら約80人が聴講しました。

講演では、自身がノンフィクション作家を志すに至った原点や、これまでの取材・執筆活動を通して得た気づきについて語られました。堀川氏は、現在私たちが目にしている広島の姿から過去へと思いを巡らせたことが、執筆の出発点になったと振り返り、「町の記憶を耕すこと」が作家としての使命であると述べました。

さらに、自身の著書『透析を止めた日』がきっかけとなり、これまで十分に行き届いていなかった腎不全患者への緩和ケアの拡充につながった事例を紹介しながら、「本を書くときは、海に石ころを投げるような気持ちだが、それを受け止める人がいれば社会が変わることもある」と述べ、個人の発信が社会に大きな変化をもたらし得ることを示しました。

また学生に向けて、現代は人と容易につながることができる時代である一方で、「あえて生身の人間と直接向き合ってほしい」と強調し、言葉だけでなく表情や空気感も含めた相手の「声なき声」を聴き取る姿勢の大切さを説きました。さらに「失敗を恐れず、全力で挑戦できるのは学生時代だからこそ」と呼びかけ、やりたいことに100%の力で取り組む意義を力強く伝えました。

学生からは、「物事の背景にある生の声や感情を追いかける堀川先生の姿勢に、強い説得力を感じた」「少し気が緩んでいたが、学生でいられる時間を大切にし、何事にも全力で取り組もうと気が引き締まった」などの声が寄せられました。

講演後、越智学長より堀川氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈しました。

講演を聞く学生たち

講演を聞く学生たち

堀川氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈

堀川氏に「特別招聘教授」の称号記を贈呈

【お問い合わせ先】
広島大学 教育推進グループ (教養教育担当)
E-mail:gsyugaku-group*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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