統合生命科学研究科及び医系科学研究科 全学版3つのポリシー ※平成31(2019)年4月設置

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

《博士課程前期》
広島大学大学院では,新しい平和科学,すなわち「持続可能な発展を導く科学」の創生と,多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献する人材の育成を教育目標とし,次の方針に従って当該学位を授与する。
以下の能力を身に付け,所定の単位数を修得し,修士論文若しくは特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験又は博士論文研究基礎力審査に合格した学生に,修士の学位を授与する。

  1. 専門分野における高度な知識と研究力を有している。
  2. 幅広く深い教養と狭い専門領域にとらわれない広い視野を有している。
  3. 未体験の事態でも対応可能な高度な論理力と複眼的思考力に裏打ちされた課題発見能力を有している。
  4. 多分野の専門家で構成されるチームの一員として社会における様々な課題解決に取り組む行動力を有している。
  5. 修士学位取得者としての使命を自覚し,高い倫理観を有している。

《博士課程後期》
広島大学大学院では,新しい平和科学,すなわち「持続可能な発展を導く科学」の創生と,多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献する人材の育成を教育目標とし,次の方針に従って当該学位を授与する。
以下の能力を身に付け,所定の単位数を修得し,博士論文の審査及び最終試験に合格した学生に,博士の学位を授与する。

  1. 専門分野における卓越した専門知識と研究力を有している。
  2. 幅広く深い教養と狭い専門領域にとらわれない学際的かつ国際的な視野を有している。
  3. 未体験の事態でも対応可能な高度な論理力と柔軟な複眼的思考力に裏打ちされた卓越した課題発見能力を有している。
  4. 多分野の専門家で構成されるチームのリーダーとして社会における様々な課題解決に取り組む行動力を有している。
  5. 博士学位取得者としての使命を自覚し,極めて高い倫理観を有している。

研究科別の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)へ

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

《博士課程前期》
広島大学大学院では,ディプロマ・ポリシーに示す目標を学生が達成できるように,以下の方針で教育課程を編成し,実施する。
学生が自分の専門以外の分野に触れる機会を増やし,広い範囲から研究テーマを見つけ,また研究テーマの変更や進路の選択が柔軟に行えるような環境,さらに,学生が社会とのつながりを意識し,開かれた問題意識を持ち,新たな発想ができるような環境を提供するため,以下のように教育課程を編成し,実施する。

  1. それぞれの専門分野で必要な高度な専門的知識と能力の獲得を促すため,専攻分野に関連する専門科目を体系的に提供する。
  2. 研究科や専門領域を超えた広い視野と社会への関心や問題意識を涵養し,それぞれの専門分野が「持続可能な発展を導く科学」としてどのような貢献が可能であるかの考察を深めるための科目やキャリアパスを拡げるための科目を大学院共通科目として開設する。
  3. 人文科学,社会科学,自然科学及び生命科学のそれぞれの分野において共通基盤となる能力を涵養するため,研究科共通科目を開設する。
  4. 主として専攻する領域以外の授業科目の履修を必修とする。また,専門領域の異なるゼミの履修や研究指導を受けることにより修得した単位を修了要件とすることができる。
  5. 研究指導は,主指導教員と,主指導教員とは専門の異なる教員を含む2人以上の副指導教員との複数指導体制とする。
  6. 異なる分野の専門家がチームとして取り組む研究プロジェクトへの参加することにより,修了要件とすることができる単位を修得できる。

《博士課程後期》
広島大学大学院では,ディプロマ・ポリシーに示す目標を学生が達成できるように,以下の方針で教育課程を編成し,実施する。
学生が自分の専門以外の分野に触れる機会を増やし,広い範囲から研究テーマを見つけ,また研究テーマの変更や進路の選択が柔軟に行えるような環境,さらに,学生が社会とのつながりを意識し,開かれた問題意識を持ち,新たな発想ができるような環境を提供するため,以下のように教育課程を編成し,実施する。

  1. それぞれの専門分野で必要な卓越した専門的知識と研究能力の獲得を促すため,専攻分野に関連する専門科目を体系的に提供する。
  2. 研究科や専門領域を超えた学際的かつ国際的な視野と社会への関心や問題意識を涵養し,それぞれの専門分野が「持続可能な発展を導く科学」としてどのような貢献が可能であるかの考察を深めるための科目やキャリアパスを拡げるための科目を大学院共通科目として開設する。
  3. 人文科学,社会科学,自然科学及び生命科学のそれぞれの分野において共通基盤となる能力を涵養するため,研究科共通科目を開設する。
  4. 主として専攻する領域以外の授業科目の履修を必修とする。また,専門領域の異なるゼミの履修や研究指導を受けることにより修得した単位を,修了要件とすることができる。
  5. 研究指導は,主指導教員と,主指導教員とは専門の異なる教員を含む2人以上の副指導教員との複数指導体制とする。
  6. 異なる分野の専門家がチームとして取り組む研究プロジェクトへ参加することにより,修了要件とすることができる単位を修得できる。

研究科別の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)へ

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

《博士課程前期》
広島大学大学院博士課程前期では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を期待する。

  1. 広島大学の理念に共感し、現在の人類社会が抱える課題又は今後抱えるかもしれない課題に、自らの教養、知識、能力及び行動力によりチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人
  2. 幅広い教養と共に、人文科学、社会科学、自然科学及び生命科学のそれぞれの分野における高度な知識と研究能力を身に付け、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人、又は学問での研鑽の成果を還元することにより社会に貢献したいという志を持つ人
  3. 世界中から好奇心にあふれる若者や学び直しの社会人が集う、世界トップレベルの教育・研究環境を提供するキャンパスで、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付け、持続可能な共生社会を実現しようとする意欲を持つ人

《博士課程後期》
広島大学大学院博士課程後期、博士課程では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を期待する。

  1. 広島大学の理念に共感し、現在の人類社会が抱える課題又は今後抱えるかもしれない課題に、自らの教養、知識、能力及び行動力によりチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人
  2. 幅広い教養と共に、人文科学、社会科学、自然科学及び生命科学のそれぞれの分野における高度な知識と研究能力を身に付け、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人、又は学問での研鑽の成果を還元することにより社会に貢献したいという志を持つ人
  3. 世界中から好奇心にあふれる若者や学び直しの社会人が集う、世界トップレベルの教育・研究環境を提供するキャンパスで、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付け、持続可能な共生社会を実現しようとする意欲を持つ人

研究科別の入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)へ


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