統合生命科学研究科 入学者受入れの方針 (アドミッション・ポリシー)

(令和6年1月9日 教育本部入試委員会承認)

博士課程前期

統合生命科学専攻(前期)

 統合生命科学研究科博士課程前期の入学者受入れの方針は、広島大学大学院博士課程前期の入学者受入れの方針を踏まえ、次のように定める。
統合生命科学研究科では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 強い学習意欲を持ち、生物学・生命科学に関連する研究領域において、深い専門性と、基礎から応用、医療までの幅広い分野に対する理解を身に付けたいと思い、そのために必要な基礎学力を有する人
  2. 幅広い教養と共に、従来の研究分野の枠組みにとらわれず、異分野を融合・連携させる学際的な課題探究能力、及び問題解決能力を身に付け、「持続可能な発展を導く科学」を創出したいと思う人
  3. 学問分野と実社会を共に意識し、国際的・学際的なコミュニケーション能力と、社会実践能力を身に付けたいと思う人

 統合生命科学研究科では、これらの人を受け入れるため、研究科のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生物工学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 大学卒業レベルの教養と専門分野としての生物科学と生物工学の基礎知識を身に付けた人
  2. 生物工学分野に対する高い関心を有し、研究を最後まで遂行する意欲と強い意志を有している人
  3. 論理的に思考する力と、それを言葉で表現できるコミュニケーション能力を有している人
  4. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 生物工学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

食品生命科学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 分子・細胞の視点から食品及び生物機能を理解して活用するための理論と方法の習得に関心が高い人
  2. 生物の多様な機能、食資源の高度利用に関して科学的な視点から問題を見つけ、解決することに関心が高い人
  3. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 志望する食品生命科学分野に関わる知識・態度・技能については、大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 食品生命科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生物資源科学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 生物資源の生産・利用に関わる生命現象について、分子レベルから生態系に至るまで体系的に理解することに関心が高い人
  2. 食料生産における生物資源の役割と動向、人間生活への応用及び自然環境との関わりなどに関して、地域から国際的な範囲まで、生物資源の生産における諸課題を理解し解決することに関心が高い人
  3. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 志望する生物資源科学分野に関わる知識・態度・技能については大学卒業程度あるいはそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 生物資源科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生命環境総合科学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 分子レベルから環境・生態まで生命科学の分野に幅広く関心を持ち、特定分野についての基礎研究能力や専門知識・技能に裏付けられた統合的な視野からこれを理解し、活用するための理論と方法を習得したいと思う人
  2. 生命科学や環境科学に存在する諸課題について理解し、学外機関や国際社会と連携してこれを解決したいと思う人
  3. 専門分野だけにとらわれず、生命科学や環境科学以外の領域を包含するジェネラリストとして活躍したいと思う人
  4. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 志望する専門分野に関わる知識・態度・技能については大学卒業程度あるいはそれ以上の能力を身に付けた人
  6. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 生命環境総合科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

基礎生物学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 生物学について、分子・細胞・個体・生態・進化のレベルにおいて学部で習得すべき基礎的な知識や技能を身に付けた人
  2. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  3. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 基礎生物学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

数理生命科学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 数学、物理学、化学、生物学の各分野の基礎学力を備えた人
  2. 数理科学、分子科学、生命科学の各分野及び融合分野の新しい研究分野を切り拓いていく意欲を持つ人
  3. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 数理生命科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生命医科学プログラム(前期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 人類の健康・長寿を支える医科学的知識に関心を持ち、生命科学分野、医科学分野及び関連産業分野の発展に貢献することを志す人
  2. 健康及び病的状態を基礎生物学的視点から多角的に捉えることをできる人
  3. 英語力については大学卒業程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 社会人としての良識や倫理観を身に付けた人

 生命医科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

博士課程後期

統合生命科学専攻(後期)

 統合生命科学研究科博士課程後期の入学者受入れの方針は、広島大学大学院博士課程後期の入学者受入れの方針を踏まえ、次のように定める。
統合生命科学研究科では、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 強い研究意欲を持ち、生物学・生命科学に関連する研究領域において、従来の研究分野の枠組みにとらわれず、異分野を融合・連携させた新しい科学を創造したいと思う人
  2. 幅広い教養と共に、深い専門性と学際的な広い視野を併せ持ち、国際的なコミュニケーション能力を習得し、学際的・分野融合型の課題解決チームの一員、又はリーダーとして、国内外で活躍したいと願う人
  3. 国内外の複数の研究環境に身を置き、実社会での経験を積んで、専門性と学際性に裏付けされた独自の課題探究能力及び問題解決能力、社会実践能力を身に付け、「持続可能な発展を導く科学」を創出したいと思う人

 統合生命科学研究科では、これらの人を受け入れるため、研究科のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生物工学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 専門分野では深い知識を持ち、専門以外の分野の知識も身に付け、学際的な研究を発展させる意欲を有している人
  2. 先端生命科学を基盤として物質科学などの異分野を融合した新しい科学技術分野に挑戦する意欲に燃えている人
  3. 論理的に思考する力と、最先端研究を社会に理解されるようにやさしい言葉で表現するコミュニケーション能力を有している人
  4. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 生物工学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

食品生命科学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 分子・細胞の視点から生物機能を理解して活用するための先進的な理論と方法、研究能力及び応用展開能力の習得に関心が高い人
  2. 生物の多様な機能、食資源の高度利用に関して科学的・社会的・国際的な視点から問題を見つけ、解決することに関心が高い人
  3. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 志望する専門分野に関わる知識・態度・技能については大学院博士課程前期修了程度あるいはそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 食品生命科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生物資源科学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 生物資源の生産・活用に関わる生命現象について、分子レベルから生態系に至るまで体系的に理解している人
  2. 陸域及び水域での持続可能な生物資源の生産と活用について、幅広い専門知識ならびに研究手法を身に付けており、関連分野における諸課題を地域から国際的な範囲まで理解し解決できる能力を備えた人
  3. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 志望する専門分野に関わる知識・態度・技能については大学院博士課程前期修了程度あるいはそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 生物資源科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生命環境総合科学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 分子レベルから環境・生態まで生命科学の分野に幅広く関心をもち、特定分野についての基礎研究能力や専門知識・技能を身に付け、同時に統合的な視野からこれを理解し、活用するための理論と方法を習得したいと思う人
  2. 生命科学や環境科学に存在する諸課題について理解し、専門的・即応的・国際的にこれを解決したいと思う人
  3. 専門分野だけにとらわれず、生命科学や環境科学以外の領域を包含するジェネラリストとして自立的に活躍したいと思う人
  4. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  5. 志望する専門分野に関わる知識・態度・技能については大学院博士課程前期修了程度あるいはそれ以上の能力を身に付けた人
  6. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 生命環境総合科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

基礎生物学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 生物学について、分子・細胞・個体・生態・進化のレベルにおいて博士課程前期で習得すべき専門的な知識や技能、研究能力を身に付けた人
  2. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  3. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 基礎生物学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

数理生命科学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 数学、物理学、化学、生物学の各分野の基礎学力と応用力を備えた人
  2. 数理科学、分子科学、生命科学の各分野及び融合分野の新しい研究分野を切り拓いていく意欲をもつ人
  3. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 数理生命科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。

生命医科学プログラム(後期)

 ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、次のような学生の入学を期待する。

  1. 人類の健康・長寿を支える医科学的知識に関心を持ち、生命科学分野、医科学分野及び関連産業分野の発展に貢献することを志す人
  2. 健康及び病的状態を基礎生物学的視点から多角的に捉えることをできる人
  3. 英語力については大学院博士課程前期修了程度又はそれ以上の能力を身に付けた人
  4. 社会人としての良識と研究者・高度専門技術者としての倫理観を身に付けた人

 生命医科学プログラムでは、これらの人を受け入れるため、プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験等を用いた多面的・総合的な評価による選抜を実施する。


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