人間社会科学研究科 入学者受入れの方針 (アドミッション・ポリシー)

(令和6年4月9日 教育本部入試委員会一部変更承認)
(令和6年1月9日 教育本部入試委員会承認)
 

博士課程前期及び修士課程

 人間社会科学研究科では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養とともに、人文科学、社会科学や教育科学及び関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人
  2. 幅広い教養とともに、人文科学、社会科学や教育科学及び関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、現在の人類社会が抱える課題、あるいは今後抱えるかもしれない課題にチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人

 人間社会科学研究科は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

人文社会科学専攻(前期)

 人文社会科学専攻では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養とともに、人文科学や社会科学及び関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人
  2. 幅広い教養とともに、人文科学や社会科学及び関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、現在の人類社会が抱える課題、あるいは今後抱えるかもしれない課題にチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人

 人文社会科学専攻は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

人文学プログラム(前期)

 人文学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 論理的思考力、創造力、語学力など、人文学を学ぶために必要な能力を身に付けている人
  2. 柔軟で批判的な精神を持ち、主体的に学習や研究を行う意欲のある人
  3. 原典・資史料に基づいて、人間、文化、歴史、環境について深く考察したい人
  4. 専門性を活かして世界に羽ばたきたいという意欲を持つ人

 人文学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

心理学プログラム(前期)

 心理学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 現代社会における人間の「こころ」に関する課題に積極的な関心を持つ人
  2. 人間の行動と心理過程に関わる高度な研究と専門性を追求する人
  3. 入学後に、認知・生理、社会、教育・学習、発達・幼児、臨床等の心理学各領域の多様な視点から「こころ」に関する課題を解決するための方法、研究を実践するための能力・技法を身に付け、問題解決への意欲や態度を形成し、人間の行動とその心理過程に科学的にアプローチできる人

 心理学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

法学・政治学プログラム(前期)

 法学・政治学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養と共に、法学、政治学、国際関係論、社会学、および関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、官公庁、企業、NPO、医療現場等での活躍や、博士課程後期への進学を目指す人

 法学・政治学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

経済学プログラム(前期)

 経済学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 歴史や社会問題への関心が高く、経済学及び周辺分野への知的好奇心にあふれ、地道な努力をいとわない人
  2. 有職者にあっては、職場において直面している懸案を科学の目で再度、分析・検討を加えてみようという志を抱いている人

 経済学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

マネジメントプログラム(前期)

 マネジメントプログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 職業上の経験に根ざしたマネジメントに関わる深い問題意識を持ち、研究意欲の旺盛な社会人
  2. 現代社会の様々な現場で組織が直面するマネジメント上の課題について、高い関心と旺盛な勉学意欲を持つ人

 マネジメントプログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

国際平和共生プログラム(前期)

 国際平和共生プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養と共に、平和学、国際関係論、国際法学、文化人類学、記憶学、地域研究のいずれかに関連する学問領域、あるいはそれらの融合領域における専門的知識と研究能力を身に付け、多様性を育む自由で平和な国際社会を実現するために、国際人としての共感を持って、多国籍の人々とコミュニケーションを取ることができ、連携して人類社会が抱える課題の解決を目指す人
  2. それぞれの出身国はもとより国際社会での更なる活躍を志し、企業、国際機関、国際協力機関、国際協力NGO、地元自治体、高等教育機関と研究機構などでの経験を踏まえ、大学院での学修や研究活動を通して、研究者や高度な専門的職業人としての資質、能力の獲得を目指す人

 国際平和共生プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

国際経済開発プログラム(前期)

 国際経済開発プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い関心を持って、開発途上国が直面するグローバルな諸問題に挑みたい人
  2. 健全な経済開発に資する社会科学研究を志向する人
  3. 国際人としての共感を持って、多様な人々と協働できる人

 国際経済開発プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

人間総合科学プログラム(前期)

 人間総合科学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 文系理系の枠組みや狭い個別分野にとらわれず、新しい学問に触れ、かつ新しい知の領域を創造したいと思う人
  2. 輻輳する現実社会を直視し、そこから自分で独自の課題を発見し、その背景を理解するとともに課題解決の道を明らかにしたいと思う人
  3. 国、地域、社会等の枠を超え、異文化や他者に寛容な姿勢を持ち、自分の意見を表明する能力を身に付けたいと思う人

 人間総合科学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教育科学専攻(前期)

 教育科学専攻では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養とともに、教育科学及び関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人
  2. 幅広い教養とともに、教育科学及び関連する学問領域における高度な知識と研究能力を身に付け、現在の人類社会が抱える課題、あるいは今後抱えるかもしれない課題にチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人

 教育科学専攻は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教師教育デザイン学プログラム(前期)

 教師教育デザイン学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 学校教育の教育内容や教育方法に関する基本的な専門的知識・技能を有する人
  2. 自らの研究課題について情報を収集・分析し、論理的に思考できる人、また、自らの考えを適切に表現できる人
  3. 自らの研究課題について、主体的に取り組むことができる人
  4. 入学後は、自らの持つ教育に関する基本的な専門的知識・技能や教師としての資質・能力を、教師教育者としての研究能力、教師の成長の支援者としての資質・能力に高めることのできる人

 教師教育デザイン学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教育学プログラム(前期)

 教育学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 教育関連諸科学に関する事象に関心を持っている人
  2. 教育関連諸科学の諸概念や理論に関する基礎的な知識を有している人
  3. 情報収集、統計分析、観察法、情報処理など、教育学研究で用いられる研究手法や外国語運用能力を活かして教育に関する事象を批判的、論理的に考察できる人
  4. 教育学研究上の諸問題について、他者との議論や学術専門書を通じて教育学に対する問題意識を高め、研究に備えられる人
  5. 本プログラムの教育課程を履修することにより、教育学の専門的な知識と研究のスキルを修得し、博士課程後期を経て大学教員になろうとする人をはじめ、教育関係分野の公務員、各種生涯学習機関の指導者、民間事業所等における企業内教育専門家、国際協力専門家、大学等の高等教育の現場で運営・企画に携わる高等教育専門家になる意欲をもつ人

 教育学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

日本語教育学プログラム(前期)

 日本語教育学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 日本語・日本文化研究に関する基本的な専門的知識を有する人、日本語に関する高度な運用能力を持つ人
  2. 自らの研究課題について情報を収集・分析し、論理的に思考できる人、また、自らの考えを適切に表現できる人
  3. 自らの研究課題について、周囲の人々と協力しつつ主体的に取り組むことができる人
  4. 日本語・日本文化に関する専門的知識と自らの研究課題に主体的に取り組む態度を身につけている人
  5. 入学後は、国内外の教育機関において指導的な立場を担い得る日本語教育専門家、日本語教育をめぐる諸領域において学際的・独創的な研究を発信できる研究者として活躍するために、周囲の人々と協働して日本語・日本文化とその学習・理解について学ぶことができる人

 日本語教育学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

国際教育開発プログラム(前期)

 国際教育開発プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養と共に、教育学に関連する学問領域、あるいはその融合領域における専門的知識と研究能力を身に付け、多様性を育む自由で平和な国際社会を実現するために、国際人としての共感を持って、多国籍の人々とコミュニケーションを取れ、連携して人類社会が抱える課題の解決を目指す人
  2. それぞれの出身国はもとより国際社会での更なる活躍を志し、企業、国際機関、国際協力機関、国際協力NGO、地元自治体などでの経験を踏まえ、大学院での学修や研究活動を通して、研究者や高度な専門的職業人としての資質、能力の獲得を目指す人

 国際教育開発プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

広島大学・グラーツ大学国際連携サステイナビリティ学専攻(修士課程)

 本専攻では、SDGs達成に向けた地域と世界の喫緊の課題、とりわけ、貧困の削減に対して、開発学における国際協力論を基盤にし、社会科学的アプローチで研究や実務を遂行できる能力を有するとともに、大学・研究機関、政府・国際機関、民間企業、NGO等において、他者と協働できる高いコミュニケーション能力を有し、国際的な労働市場で高い就職力を発揮できる人材を養成する。

 上記人材を養成するため、本専攻では、以下のような志や意欲を持ち、関連分野の基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 一定程度の英語力を有し、持続可能な開発の問題、特に、国際的な広がりがある持続可能性の問題に関心がある人
  2. 開発学における国際協力論を基盤に、学際的な視点から複雑プロセスを分析、評価する意欲を持つ人

 本専攻では、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、口述試験、提出書類及び外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

博士課程後期

 人間社会科学研究科では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養、人文科学、社会科学や教育科学及び関連する学問領域における卓越した知識と研究能力とともに、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付けて、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人
  2. 幅広い教養、人文科学、社会科学や教育科学及び関連する学問領域における卓越した知識と研究能力とともに、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付けて、現在の人類社会が抱える課題、あるいは今後抱えるかもしれない課題にチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人

 人間社会科学研究科は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

人文社会科学専攻(後期)

 人文社会科学専攻では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養、人文科学や社会科学及び関連する学問領域における卓越した知識と研究能力とともに、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付けて、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人
  2. 幅広い教養、人文科学や社会科学及び関連する学問領域における卓越した知識と研究能力とともに、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付けて、現在の人類社会が抱える課題、あるいは今後抱えるかもしれない課題にチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人

 人文社会科学専攻は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

人文学プログラム(後期)

 人文学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 論理的思考力、創造力、語学力など、人文学を学ぶために必要な高度な専門性を身に付けている人
  2. 柔軟で批判的な精神を持ち、主体的に卓越した専門性の学習や先端的な研究を行う意欲のある人
  3. 原典・資史料に基づいて、人間、文化、歴史、環境について幅広く深く考察したい人
  4. 卓越した専門性を活かして世界に羽ばたきたいという意欲を持つ人

 人文学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

心理学プログラム(後期)

 心理学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 現代社会における人間の「こころ」に関する多様な課題に積極的な関心を持つ人
  2. 人間の行動と心理過程に関わる先端的な研究と専門性を追求する人
  3. 入学後に、認知・生理、社会、教育・学習、発達・幼児、臨床等の心理学各領域の多様な視点から「こころ」に関する多様な課題を解決するための方法、先端的な研究を実践するための能力・技法を身に付け、問題解決への意欲や態度を形成し、人間の行動とその心理過程に科学的にアプローチできる人

 心理学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

法学・政治学プログラム(後期)

 法学・政治学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養と共に、法学、政治学、国際関係論、社会学、および関連する学問領域における卓越した知識と高度で先端的、独創的な研究能力を身に付け、官公庁、企業、NPO、医療現場等での活躍や大学教員を目指す人

 法学・政治学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

経済学プログラム(後期)

 経済学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 歴史や社会問題への関心が高く、経済学及び周辺分野への知的好奇心にあふれ、地道な努力をいとわない人
  2. 有職者にあっては、職場において直面している懸案を科学の目で再度、先端的な分析・検討を加えてみようという志を抱いている人

 経済学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

マネジメントプログラム(後期)

 マネジメントプログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. マネジメント分野における卓越した研究能力を身に付けたい人
  2. マネジメント分野における職業的研究者を志向する人
  3. 博士課程前期における研究テーマをさらに発展させるために先端的な研究を継続したい人

 マネジメントプログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

国際平和共生プログラム(後期)

国際平和共生プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養と共に、平和学、国際関係論、国際法学、文化人類学、記憶学、地域研究などのいずれかに関連する学問領域、あるいはそれらの融合領域における専門的知識と卓越した研究能力を身に付け、多様性を育む自由で平和な国際社会を実現するために、国際人としての共感を持って、多国籍の人々とコミュニケーションを取ることができ、連携して人類社会が抱える課題の解決を目指す人
  2. それぞれの出身国はもとより国際社会での更なる活躍を志し、企業、国際機関、国際協力機関、国際協力NGO、地元自治体、高等教育機関と研究機構などでの経験を踏まえ、大学院での学修や研究活動を通して、先端的な研究者や卓越した高度専門的職業人としての資質、能力の獲得を目指す人

 国際平和共生プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

国際経済開発プログラム(後期)

 国際経済開発プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い関心を持って、開発途上国が直面する多様でグローバルな諸問題に挑みたい人
  2. 健全な経済開発を先導する社会科学研究を志向する人
  3. 国際人としての共感を持って、多様な人々と協働できる人

 国際経済開発プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

人間総合科学プログラム(後期)

 人間総合科学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 文系理系の枠組みや狭い個別分野にとらわれず、新しい学問に触れ、かつ新しい知の領域を創造し先導したいと思う人
  2. 輻輳する現実社会を直視し、そこから自分で独自の課題を発見し、その背景を深く理解するとともに課題解決の道を明らかにしたいと思う人
  3. 国、地域、社会等の枠を超え、異文化や他者に寛容な姿勢を持ち、自分の意見を表明するとともに課題を解決する能力を身に付けたいと思う人

 人間総合科学プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教育科学専攻(後期)

 教育科学専攻では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養、教育科学及び関連する学問領域における卓越した知識と研究能力とともに、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付けて、多角的視点から「持続可能な発展を導く科学」としての平和科学の創生を目指す人
  2. 幅広い教養、教育科学及び関連する学問領域における卓越した知識と研究能力とともに、多様性に関する深い理解と国際的なコミュニケーション能力を身に付けて、現在の人類社会が抱える課題、あるいは今後抱えるかもしれない課題にチャレンジすることにより、多様性を育む自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人

 教育科学専攻は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教師教育デザイン学プログラム(後期)

 教師教育デザイン学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 学校教育の教育内容や教育方法に関する専門的知識・技能、教師としての経験を有する人
  2. 自らの研究課題について情報を収集・分析し、論理的に思考できる人、また、自らの考えを適切に表現できる人
  3. 自らの研究課題について、主体的に取り組むことができる人
  4. 入学後は、自らの持つ教育に関する専門的知識・技能や教師としての資質・能力を、教師教育者としての研究能力、教師の成長の支援者としての資質・能力に幅広く高めることのできる人

 教師教育デザイン学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教育学プログラム(後期)

 教育学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 教育関連諸科学の諸概念や理論に関する高度な専門的な知識を有している人
  2. 情報収集、統計分析、観察法、情報処理など、教育学研究で用いられる研究手法や外国語運用能力を活用できる人
  3. 具体的な教育課題に対して、研究手法を応用し、分析的・批判的に判断できる人
  4. 研究開発・問題解決・政策立案など、教育に関する研究・実践を発展的に継続することができる人
  5. 本プログラムの教育課程を履修することにより、教育学の専門的かつ高度な知識と卓越した研究のスキルを修得し、大学をはじめとする高等教育機関の教職員、高度専門職業人や教育研究機関の研究員、政策立案等を担う行政官として、グローバルに活躍する意欲をもつ人

 教育学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

日本語教育学プログラム(後期)

 日本語教育学プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 日本語・日本文化研究に関する基本的な専門的知識を有する人、日本語に関する高度な運用能力を持つ人
  2. 自らの研究課題について情報を収集・分析し、論理的に思考できる人、また、自らの考えを適切に表現できる人
  3. 自らの研究課題について、周囲の人々と協力しつつ主体的に取り組むことができる人
  4. 日本語・日本文化に関する専門的知識と自らの研究課題に主体的に取り組む態度を身につけている人
  5. 入学後は、国内外の大学をはじめとする高等教育機関において指導的な立場を担い得る日本語教育専門家、日本語教育をめぐる諸領域において学際的・独創的・国際的な研究を発信できる研究者として幅広く活躍するために、周囲の人々と協働して日本語・日本文化とその学習・理解について学ぶことができる人

 日本語教育学プログラムは、これらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

国際教育開発プログラム(後期)

 国際教育開発プログラムでは、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 幅広い教養と共に、教育学に関連する学問領域、あるいはその融合領域における高度な専門的知識と卓越した研究能力を身に付け、多様性を育む自由で平和な国際社会を実現するために、国際人としての共感を持って、多国籍の人々とコミュニケーションを取れ、連携して人類社会が抱える課題の解決を目指す人
  2. それぞれの出身国はもとより国際社会での更なる活躍を志し、企業、国際機関、国際協力機関、国際協力NGO、地元自治体などでの経験を踏まえ、大学院での学修や研究活動を通して、先端的な研究者や高度専門職業人としての資質、能力の獲得を目指す人

 国際教育開発プログラムは、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、面接試験、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

専門職学位課程

 人間社会科学研究科では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 教職開発又は実務法学の現場で活躍することで、自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人
  2. 高等教育機関における高度専門職業人養成に関心を持ち、教職開発又は実務法学の現場で活躍できる人材を養成することにより、社会に貢献したいという志を持つ人

 人間社会科学研究科は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

教職開発専攻(教職大学院)

教職開発プログラム

 教職開発専攻では、以下のような志や意欲をもち、それに必要な基礎学力を持つ学生の入学を求める。

  1. 教職開発の現場で活躍することで、自由で平和な国際社会の構築に貢献しようとする意欲を持つ人
  2. 高等教育機関における高度専門職業人養成に関心を持ち、教職開発の現場で活躍できる人材を養成することにより、社会に貢献したいという志を持つ人
  3. 高度な実践的対応力と実践研究力の獲得・向上とともに、自己の崇高な使命を深く自覚した、これからの学校づくりを牽引する指導的役割を果たすことを目指す教員
  4. 高度な実践的対応力と実践研究力の獲得・向上とともに、自己の崇高な使命を深く自覚した、新しい学校づくりの有力な一員を目指す人

 教職開発専攻は、これらの人を受け入れるため、そのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、学力試験、外部試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。

実務法学専攻(法科大学院)

実務法学プログラム

1【求める学生像】 
 実務法学専攻は、「高度の専門性と深い学識」、「将来の法曹としての実務に必要な専門的学識とその応用能力」、「豊かな人間性と幅広い教養」、「高度専門職業人たる法曹としての職業倫理」、「平和を希求する精神」という5つの資質を兼ね備えた法曹を養成することを目標とする。そして、本学のカリキュラムは、そのような法曹の育成に資するよう体系的に構築されており、本学の学位は、そのような法曹としての能力と資質を涵養した者に対して授与される。そこで、実務法学専攻では、次のような学識、能力、素養を持つ多様な人材の入学を求める。
 (1) 高度の専門性が求められる職業を担うことの自覚を持ち、その信念と目標の実現のために努力を継続している人
 〔求める要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性〕
 (2) 物事を一面的ではなく多様な観点から複合的・複層的に分析できる人
 〔求める要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力〕
 (3) 幅広い教養を得ようという意欲を持ち、他人の意見にも真摯に耳を傾け、自らの糧としようとする人
 〔求める要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性〕
 (4) 常に自らの行いを省みて、改善工夫の努力を怠らない人
 〔求める要素:思考力・判断力・表現力、主体性・協働性〕
 (5) 何事にもチャレンジする積極果敢な姿勢を有する人
 〔求める要素:主体性・協働性〕

2【入学者選抜の基本方針】
 実務法学専攻は、これらの人を受け入れるため、学力試験等を用いた多面的・総合的な評価による入学者選抜を実施する。具体的には、法学既修者一般選抜、法学既修者法曹コース特別選抜(5年一貫型教育)、法学既修者法曹コース特別選抜(開放型)、法学未修者一般選抜を実施する。

 すべての入学者選抜において、自己評価書、学部成績が評価の対象となる。これらの書類審査においては、学部成績、活動実績、保持する学位、自己評価及び語学試験や各種資格試験の成績(ただし、法学未修者一般選抜においては法律系の資格等を除く)その他の受験者の能力を総合的に評価することにより、学習意欲、幅広い教養と専門的知識、語学力、人物審査の要素も含めて多様な観点から受験生の資質を評価する。

(1) 法学既修者一般選抜
 法学既修者一般選抜では、憲法、民法、刑法、商法及び民事訴訟法の法律科目試験を実施する。法律科目試験は、法学既修者として実務法学専攻の2年次から履修を開始することができる基礎的な学識及び論述力等の資質を有しているかを判定するための試験である。幅広い専門的学識を紛争解決の場面に応用し、状況に応じて柔軟かつ適切に運用できる思考力と判断力も問われる。
 出題範囲は、憲法、民法及び刑法については、一般に大学法学部の講義において取り扱われる分野の全体、商法については会社法、民事訴訟法については通常訴訟の第一審手続であり、実務法学専攻の1年次に開設されている法律科目の単位を修得できる程度の学識があることを要求する。

(2) 法学既修者法曹コース特別選抜(5年一貫型)
 法学既修者法曹コース特別選抜(5年一貫型)においては、学部成績によって選抜する。法学既修者として実務法学専攻の2年次から履修を開始することができる基礎的な学識・能力を修得しているかを判定する。なお、法学既修者法曹コース特別選抜(5年一貫型)の合格者であっても、憲法、民法、刑法、会社法及び民事訴訟法のいずれかの学部成績が広島大学のGPA基準で65相当に満たない場合、当該科目につき履修免除試験を実施する。

(3) 法学既修者法曹コース特別選抜(開放型)
 法学既修者法曹コース特別選抜(開放型)においては、憲法、民法及び刑法の法律科目試験を実施する。内容は、法学既修者一般選抜と同様である。なお、法学既修者法曹コース特別選抜(開放型)の合格者は、会社法と民事訴訟法の学部成績が広島大学のGPA基準で65相当以上であるとき、これらの科目の履修が免除されるが、各科目の双方又は一方がGPA基準で65相当に満たない場合、当該科目につき履修免除試験を実施する。履修免除試験においても、実務法学専攻1年次に開講されている法律科目の単位を修得できる程度の学識があることを要求する。法学既修者法曹コース特別選抜(開放型)においては、法学既修者一般選抜と比べて、学部成績をより重視して評価する。

(4) 法学未修者一般選抜
 法学未修者一般選抜では、小論文試験を実施する。小論文試験は、長文の読解力と、それに対する分析力、思考力、論述力等の資質を有しているかを判定するための試験である(法律学の知識を前提としない)。

※学生に求める要素と選抜方法との関係

入試区分 入学者選抜方法 知識・技能 思考力・判断力・表現力 主体性・協働性
2年コース(一般) 1 法律科目試験  
2 書類審査 自己評価書
学部成績  
加算点(外国語能力、専門能力、博士号その他顕著な活動実績)  
2年コース(5年一貫型) 1 書類審査 学部成績  
自己評価書
加算点(外国語能力、専門能力、博士号その他顕著な活動実績)  
2年コース(開放型) 1 法律科目試験  
2 書類審査 学部成績  
自己評価書
加算点(外国語能力、専門能力、博士号その他顕著な活動実績)  
3年コース(一般) 1 小論文試験  
2 書類審査 自己評価書
学部成績  
加算点(外国語能力、専門能力、博士号その他顕著な活動実績)  

(注)○は特に重視する要素


up