【令和3年度】情報科学部 入学者受入れの方針(3年次編入学)

学部のアドミッション・ポリシー

情報科学部 情報科学科

1 求める学生像
 情報科学部では、情報科学の基盤となるデータサイエンスとインフォマティクス(情報学)の分野において国際通用性の高い基礎学力と応用力を身につけ、ビッグデータや高次元データを含む多様な質的・量的データの処理・解析と課題解決を通して、急速なグローバル化と高度情報化が進む現代社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しており、特に次のような学生を求めています。
(1) 数学の基礎的な知識と理論的思考力を有する人
(2) 現代社会が抱えるさまざまな課題や社会現象に高い関心を持ち、独創的な発想と斬新なアイディアでソリューションを導き出す意欲がある人
(3) プログラミングから情報処理、データ解析まで幅広く横断的に学びたい人
(4) 国際的な視野と外国語によるコミュニケーションに関する基礎能力を持ち、人類の平和と発展に貢献する意欲を持つ人

 なお、第3年次の入学前においては、各高等専門学校等が定める教育課程表に従い、すべての教科・科目について、編入学後の勉学に支障をきたさないように履修していることが望まれます。特に、情報科学部での授業内容を理解するために不可欠な教科である数学に関しては、微分積分学、線形代数学、確率・統計学、英語に関しては、リーディング、ライティング、リスニングの内容を理解していることが望まれます。さらに、十分なプログラミング能力を有することが望まれます。

 また、第3年次の入学後に、実際的な問題・課題を分析できる能力を養います。その後、社会の要請に合致した合理的な解決策を導き出すための創造的・論理的思考や、この解決策を物理的に表現する技術開発能力、研究などの結果を整理し、得られた成果の意義や有効性も含めて文章で論理的に記述する能力を養います。最後に、口頭で分かりやすく発表し討論する能力、研究遂行に必要な語学力を身につけます。将来的に、技術者・管理者・研究者・教育者として社会で活躍することを目指す学生を求めています。

2 入学者選抜の基本方針
 情報科学部には、学生の多様なニーズに応え、卒業後の幅広い進路に対応するために2つのコースを設置しており、各コースでは、情報科学科で編成している主専攻プログラムのディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を「学力の3要素」と関連付けて明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。具体的には、本学部のカリキュラム・ポリシーに適用可能な能力を測るために、数学に関する筆記試験及び外部英語検定試験の成績により、思考力・判断力・表現力を評価します。さらに、関心・意欲・態度を評価するために、面接試験を課します。これらの試験の結果の総合成績により評価します。


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