統合生命科学研究科 教育課程編成・実施の方針

博士課程前期

統合生命科学専攻

統合生命科学研究科では,ディプロマ・ポリシーに示す目標を学生が達成できるように,以下の方針で教育課程を編成し,実施する。

1 大学院共通科目を履修させて,幅広く深い教養と「持続可能な発展を導く科学」の創出への意欲を育成し,さらに生物学・生命科学関連分野において基盤となる統合的な能力を涵養するために,研究科共通科目を開設する。
2 各学位プログラムでの専門的な知識・能力を育成するために,プログラム専門科目を開設する。
3 研究指導は,主指導教員と,主指導教員とは異なる専門領域の教員を含む2人以上の副指導教員との複数指導体制とする。副指導教員は他研究科,他大学の教員も可能とする。
4 異分野理解,学際性涵養のため,他の学位プログラムの授業科目や融合科目を履修させるとともに,他研究科や国内外の他大学の授業科目の履修を可能とする。
5 国際的なコミュニケーション能力育成のため,国際学会での発表力を修得させる。
6 異分野への発信力,異分野理解力向上のため,分野横断型の修士論文中間発表を開設する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生物工学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)生物工学分野における専門性を深化させるとともに,複合的な先端的知識を統合することができ,実践力にも優れた人材を養成するための教育を行う。
(2)生物工学科目に加え,基盤となる先端生命科学及び先端物質科学と融合した分野横断的科目を開設する。
(3)高いコミュニケーション能力を有し,国際的に通用する高度職業人及び研究者として活躍できる人材を養成するための教育を行う。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

食品生命科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)食品及び生物機能の解明とその利用について,高度な専門知識と専門技術を身に付けるための科目を開設する。
(2)食品及び生物機能の解明とその利用に関する問題の解決に貢献できる能力を養成する科目を開設する。
(3)多様な学生が幅広い生物圏科学領域を学ぶことができる科目を開設する。
(4)国内外の学会や研究会における発表,学術論文,学位論文の執筆を通じ,研究成果を国際発信できる能力を養成する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生物資源科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)陸域及び水域における生物資源の生産と活用に関わる生命現象に関する知識と,倫理観を持って,研究能力と専門技術を身に付けるための科目を開設する。
(2)生物資源の利用や食料生産の過程に関する問題の解決に貢献できる能力を養成する科目を開設する。
(3)生物多様性の維持と生物圏環境の保全に関する幅広い生物圏科学領域の知識と研究能力と,専門技術を養成する科目を開設する。
(4)国内外の学会や研究会における発表,学術論文,学位論文の執筆を通じ,研究成果を国際発信できる能力を養成する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生命環境総合科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)生命科学を統合的に捉えることができる能力を習得する科目を開設する。
(2)生命科学や環境科学の各個別分野に関して特定分野を重点的に学んで深化させると同時に幅広い知識を習得する科目を開設する。
(3)複数の教員による研究指導により,研究能力や専門的知識・技能を駆使して統合的な視点で生命環境科学に係わる事項を検証する能力を身に付けさせる。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

基礎生物学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)基礎生物学分野に関連する専門的な科目を開設し,基礎生物学分野に関する知識と研究能力,専門技術を有する人材を育成するための教育を行う。
(2)演習や研究指導を通じ,研究遂行能力に優れた人材を養成するための教育を行う。
(3)国内外の学会や研究会に学生を積極的に派遣するとともに,プレゼンテーション能力を身につけるための科目を開設する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

数理生命科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)数理科学・分子科学・生命科学の各分野と分野間融合に関連する専門的な科目を開設し,これらの分野に関する知識と研究能力,専門的能力を有する人材を育成するための教育を行う。
(2)数理科学・分子科学・生命科学の各分野と分野間融合に関連する演習や実験・理論の研究を通じ,実践力にも優れた人材を養成するための教育を行う。
(3)国内外の学会や研究会に学生を積極的に派遣し,国際的なコミュニケーション能力を身につけるための科目を開設する。
(4)グローバルな視野を持って思考して常に平和を希求し,自主的,積極的に対応できる能力を獲得させるために,生涯において自己研鑽する姿勢を習得する教育を行う。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生命医科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)生命科学,医科学分野における学士課程教育によって習得した能力を発展させ,生命科学,医科学及びその周辺分野における研究能力及び専門的能力を養成する教育を行う。
(2)人類の健康長寿を意識しながら学際的生命科学領域を体系的に学ぶことで,将来の生命科学分野及び医科学分野を牽引できる人材を養成するための教育を行う。
(3)グローバルな視野を持って常に人類の健康と長寿を希求し,生涯において自己研鑽できる人材を養成するための教育を行う。
*学際的生命科学領域とは,医学,歯学,薬学,理学,工学,農学を含む。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

博士課程後期

統合生命科学専攻

統合生命科学研究科では,ディプロマ・ポリシーに示す目標を学生が達成できるように,以下の方針で教育課程を編成し,実施する。

1 大学院共通科目を履修させて,幅広く深い教養と「持続可能な発展を導く科学」の創出への意欲を育成し,さらに社会実践能力,研究倫理などを育成するために研究科共通科目を開設する。
2各学位プログラムでの専門的な知識・能力を育成するために,プログラム専門科目を開設する。
3 研究指導は,主指導教員と,主指導教員とは異なる専門領域の教員を含む,2人以上の副指導教員との複数指導体制とする。副指導教員は,他研究科の教員や,海外を含む他研究組織の研究者から選出することができる。
4 異分野理解,学際性涵養のため,副指導教員の所属する研究組織や,最先端の研究プロジェクトにおいても研究を行う。
5 社会実践能力育成のため,国内外の他研究組織での研究の実施を支援する。
6 国際的なコミュニケーション能力を身に付けるため,国際学会での発表を支援する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生物工学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)生物工学分野における高度で複合的な知識を身に付けるための教育を行う。
(2)複数の教員が提供する講義や自主的で創造的な研究活動を通じて,先端生命科学を基盤とする生物工学分野における高度な研究能力と俯瞰力を養成する。
(3)高いコミュニケーション能力を有し,学術成果を国際的に発信し,グローバルな場面で中心的に活躍できる能力を養成する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

食品生命科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)食品及び生物機能の解明とその利用に関する知識と高度な研究能力と,倫理観を備えた専門技術を養成する。
(2)食品及び生物機能の解明とその利用に関する問題の解決に貢献できる能力を養成する。
(3)自立的に研究の構想,実験の実施,成果のまとめができる力を養い,自ら主体的に研究を展開することを習得させる。
(4)国内外の学会や研究会における発表,学術論文,学位論文の執筆を通じ,研究成果を国際的に発信できる能力を養成する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生物資源科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)陸域及び水域における生物資源の生産と活用に関わる生命現象に関する知識と高度な研究能力と,倫理観を備えた専門技術を養成する。
(2)生物資源や食料生産の過程に関する問題の解決に貢献できる能力を養成する。
(3)生物多様性の維持と生物圏環境の保全に関する幅広い生物圏科学領域の知識と高度な研究能力と,専門技術を養成する。
(4)国内外の学会や研究会における発表,学術論文,学位論文の執筆を通じ,研究成果を国際的に発信できる能力を養成する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生命環境総合科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)生命科学を統合的に捉えることができる能力を習得する科目を開設する。
(2)生命科学や環境科学の各個別分野に関して特定分野を重点的に学んで深化させると同時に幅広い知識を習得する科目を開設する。
(3)異分野の教員を含む複数の指導教員による研究指導により,研究能力や専門的知識・技能を高度に駆使して統合的な視点で生命環境科学に係わる事項を検証する能力を身に付けさせる。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

基礎生物学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)基礎生物学分野に関連する専門性の高い科目を開設し,基礎生物学分野に関する高度で複合的な知識と研究能力,専門技術を有する人材を育成するための教育を行う。
(2)学生の自主的で創造的な発想に基づく研究活動,教員や共同研究者との議論,また複数の教員による指導を通して,高度な研究能力と俯瞰力を養成する。
(3)演習や研究指導を通じ,研究遂行能力に優れた人材を養成するための教育を行う。
(4)国内外の学会や研究会における発表,学術論文,学位論文の執筆を通じ,研究成果を国際的に発信できる能力を養成する。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

数理生命科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)数理科学・分子科学・生命科学の各分野と分野間融合に関連する専門的な科目を開設し,これらの分野に関する知識と研究能力,専門的能力を有する人材を育成するための教育を行う。
(2)数理科学・分子科学・生命科学の各分野あるいは融合分野における研究を自立して実践する能力及び高度な専門的能力を習得する教育を行う。
(3)学生の自主的で創造的な発想に基づく研究活動,教員や共同研究者との議論,また複数の教員による指導を通して,高度な研究能力と俯瞰力を養成する。
(4)国内外の学会や研究会における発表,学術論文,学位論文の執筆を通じ,研究成果を国際的に発信できる能力を養成する。
(5)グローバルな視野を持って思考して常に平和を希求し,自主的,積極的に対応できる能力を獲得させるために,生涯において自己研鑽する姿勢を習得する教育を行う。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。

生命医科学プログラム

ディプロマ・ポリシーに基づき,以下の方針のもとに教育課程を編成し,実施する。

(1)国際的視野に立った学際的な学識を備え,生命科学,医科学及びその周辺分野における研究を自立して実践する能力及び高度な専門的能力を習得する教育を行う。
(2)人類の健康長寿を意識しながら学際的生命科学領域を体系的に学ぶことで,将来の生命科学分野及び医科学分野を牽引できる人材を養成するための育成を行う。
(3)グローバルな視野を持って常に人類の健康と長寿を希求し,生涯において自己研鑽できる人材を養成するための教育を行う。
*学際的生命科学領域とは,医学,歯学,薬学,理学,工学,農学を含みます。

上記のように編成した教育課程では,講義,演習等の教育内容に応じて,アクティブラーニング,オンライン教育なども活用した教育,学習を実践する。
学修成果については,シラバスに成績評価基準を明示した上で厳格な成績評価を行う。また,学位審査の実施に際しては,研究科の定める基準により評価する。


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