スマートソサイエティ実践科学研究院 学位授与の方針

博士課程前期

 大学院スマートソサイエティ実践科学研究院博士課程前期の学位授与の方針は,広島大学大学院博士課程前期の学位授与の方針を踏まえ, 次のように定める。
 大学院スマートソサイエティ実践科学研究院では,Society 5.0の国際展開を実現するために,主要な6つの研究領域において,他の研究領域とも柔軟に融合・連携しながら,経済発展に伴い複雑化した国際社会が直面する多様な社会的課題を幅広い視野で認識できる基礎力を有し,かつ,それを解決できる専門力を併せ持つ「実践リーダー」を養成する。
 そのため,本研究院では,以下の能力を身に付け,所定の単位を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上で,修士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した学生に,「修士(学術)」の学位を授与する。
 1.先端的なAI技術,デジタル社会基盤について幅広い知識を持ち,技術や政策の開発や社会実装を提案できる専門知識
 2.データサイエンスの技法を基盤とし,積極的平和につながるスマートソサイエティ実践科学を着想できる世界観
 3.世界共通目標を常に意識し,技術開発や政策実践に対する多様性を尊重する態度
 4.政策実践や技術開発の影響をエビデンスに基づき分析する責任感
 5.社会参画を通じて,現場(オンサイト)で生じている課題を発見し,解決策を実践する行動力
 6.多様な利害関係者とコミュニケーションをとり,相互理解を図るスキル
 

博士課程後期

 大学院スマートソサイエティ実践科学研究院博士課程後期の学位授与の方針は,広島大学大学院博士課程後期の学位授与の方針を踏まえ,次のように定める。
 大学院スマートソサイエティ実践科学研究院では,Society 5.0の国際展開を実現するために,主要な6つの研究領域において,他の研究領域とも柔軟に融合・連携しながら,経済発展に伴い複雑化した国際社会が直面する多様な社会的課題に対する具体的かつ実践的な解決策を打ち出すことができる基礎力とともに,高い学識に裏付けられた実践力・専門力を有する「実践リーダー」や,異分野の研究者等と協働で先端的学問分野の融合による新しいスマートソサイエティ実践科学を創出し,普及・牽引する「革新的研究者」を養成する。
 そのため,本研究院では,以下の能力を身に付け,所定の単位を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上で,博士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した学生に,研究領域に応じて「博士(学術),博士(工学),博士(情報科学),博士(農学),博士(保健学),博士(医科学),博士(経済学)」のいずれかの学位を授与する。
 1.先端的なAI技術,デジタル社会基盤の知識を発展させ,多面的な制約条件のもとに技術や政策の開発から社会実装までの一連のプロセスを提案し,実践につなげることのできる専門知識
 2.データサイエンスの技法を基盤とし,積極的平和につながるスマートソサイエティ実践科学を創出し,実行できる世界観
 3.開発した技術や実践政策の将来の世代へとつなぐ持続可能性を常に意識し,多様性を活かす態度
 4.政策実践や技術開発の影響をエビデンスに基づき分析し,事業継続計画に反映する責任感
 5.社会参画を通じて,現場(オンサイト)で生じている課題を発見し,時間-空間の再編成の視点でグローバルな解決策を実践する行動力
 6.多様な利害関係者を特定し,あらゆる手段でコミュニケーションをとり,合意形成を図るスキル


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