●日本事情の紹介と情報発信
中国国内の研究者や日本留学希望者のために、日本や日本留学に関する情報・資料を提供し、日本からの情報の発信基地とします。また、センター内には茶室も設けています。 日本の伝統文化を紹介する場としても活用していきます。
●広島大学からの留学支援
広島大学から、多くの日本人学生が短期や長期の留学生として中国で学んでいます。
これから中国へ留学しようとする学生に対しては、希望大学の入試要項等の日本語翻訳・ 情報提供などを、既に中国で学んでいる学生にはキャンパスライフの相談窓口や留学生の相互交流の場を提供するなどの支援を行います。
●優秀な留学生の確保
中国からの留学生が日本の大学院へ入学する場合、入学試験を受けるために半年から1年を日本で過ごすことが多く、留学生にとって大きな負担になっています。北京研究センターを利用して中国国内で入試の予備審査を行うことで、優秀な学生が中国の大学卒業後すぐに秋期入学できるようになります。将来は、学部生の予備審査を行うことも視野に入れています。
また、日本留学希望者への日本語教育を行い、留学に十分な日本語能力を養成します(日本語能力試験1級合格を目指します)。
●研究者による共同研究及び研究者交流の支援
日中両国の研究者による共同研究や研究者交流の拠点として北京研究センターを活用していきます。共同研究のニーズやシーズの把握、共同研究者相互の連携による新たな研究の展開及び若手研究者の発掘・育成を目指します。
また、研究成果を広く公開するため、 機関誌「北研學刊」を定期的に刊行します。