マルメ大学研修

 マルメ大学(スウェーデン)健康社会学部訪問研修  

広島大学保健学科では2011年度から毎年スウェーデンのマルメ大学へ医学部保健学科の学生を派遣しています。現地では講義と施設訪問を織り交ぜた研修プログラムと同時にマルメ大学の先生方、学生との国際交流を目的とし、大変充実した内容となっています。

マルメ大学のホームページはこちら

 

2014年度(2015年2月28日~3月10日実施)

今年度の研修は7名の学生が参加しました。今回から医学科の学生1名も加わり、医学部の全専攻の学部生と大学院生が同じ研修プログラムで学ぶという大変貴重な機会となりました。

[マルメ大学研修報告]

2013年度(2014年3月3日~7日実施)

2013年度の研修は3月3日(月)から7日(金)の5日間実施し11名の学生が参加しました。マルメ大学での講義、KUA訪問の他INU Councilの夕食会に同席する等貴重な経験をすることができました。

参加学生のレポート(PDF)

【看護学専攻】

【理学療法学専攻】

【作業療法学専攻】

2012年度(2013年3月4日~3月8日実施)

1日目

 大学ツアー

 マルメ大学健康社会学部の教育プログラムの説明

 大学病院の見学 学部生多職種連携教育専用病棟(KUA)での研修

 スウェーデンの伝統料理 懇親会

 

2日目

 スウェーデンの社会制度・ヘルスケア(講義)

 フィールド研修:ナーシングホーム訪問、リハビリテーション施設訪問

3日目

 臨床でのリフレクティブ・シンキング(演習)

 スウェーデンの高齢者ケア(講義)

 マルメ観光、教授宅でホームパーティ

4日目

 スウェーデンの公衆衛生(講義)

 スウェーデンの緩和ケア

 研修の振り返り

5日目以降

 スウェーデンやデンマークの歴史・文化の学習(フィールドワーク)

 

研修に参加した学生のレポート

2011年度(2012年3月26日~3月29日実施)

参加学生の感想(一部抜粋)

●  スウェーデンの高税率によって成り立っている医療福祉やマルメ大学での教育制度は、日本でも真似したいものばかりであった。一方で、日本の医療制度の遅れに衝撃を受けることも多かった。この研修で学んだこと感じたことを自分の中だけで終わらせずに日本の医療福祉のために行動して発信していけたらと感じた。(作業・小田恵美香さん)

● 今回の研修を通して、さまざまなことを学び、経験することができた。日本とは文化も制度も異なるが、ここで得られたことは大変有意義なものであった。考え方が広がり、今後医療者として活動していく中で活かされていくはずである。(理学・古川拓馬さん)

● このスウェーデンへの研修が、私にとって一つの大きな経験となりました。私の力で日本の医療・福祉をすぐにスウェーデンのように変えることはできないと思いますが、今回の研修で学んだことは、必ず将来に生かしたいと思います。次回は、一人の医療人としてスウェーデンを訪れたいです。また、スウェーデンだけでなく他の国の医療に対しての興味も大きくなったので、様々な国の医療やリハビリを見てみたいと思いました。(作業・柳田梨恵さん)

● マルメ大学では、生徒一人一人が医療従事者の卵としての自覚と責任を持ち、より実践的な学習を行っていました。同じ学生として、大学で行っていることの差にただただ驚くばかりでした。一週間の研修旅行を終えて、充実感でいっぱいです。大学での日本の常識の授業に捉われず、積極的に様々な視点から世界をみることは非常に大切だということに気づかされた研修でした。(看護・高松里帆さん)

 

 


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