広島大学のオンライン授業を体験(知を鍛える-広大名講義100選-)

 広島大学は、コロナ禍においても「学びを止めない」という方針のもと、オンライン授業に取り組んでまいりました。
学生からは、自分のペースで学修しやすい、対面授業よりも質問がしやすい、等の意見が寄せられています。
   こちらのサイトでは、本学の多彩な教員陣が行う、特色あるオンライン授業をご紹介します。
 全8回から構成されており、ここでご紹介するのは、各授業のイントロダクションとなる講義です。
   これらの授業は、広大生や連携大学の学生等にも提供する予定です。広島大学の多様な「知」に触れ、ご自身の学びにご活用ください。

平和

講義「環境と平和」

 地球環境の破壊,人間活動を支える天然資源の枯渇やそれらの不公平な分配は,平和な人間生活を脅かす重大な要因となっています。この講義では,地球環境の保全と資源利用のあり方に着目し,「食料問題」「地球温暖化」「生物多様性の減少」「地下資源」について取り上げ,その現状と原因を概説するとともに,解決のための方策について考えます。
 中坪 孝之大学院統合生命科学研究科 教授

第1回「食料問題を考える 1」

【23分41秒】

  • 第1回「食料問題を考える 1」(公開中)
  • 第2回「食料問題を考える 2」
  • 第3回「地球温暖化 その1」
  • 第4回「地球温暖化 その2」
  • 第5回「生物多様性 その1」
  • 第6回「生物多様性 その2」
  • 第7回「地下資源をめぐる問題 その1」
  • 第8回「地下資源をめぐる問題 その2」

講義「Global Peace」

 現在の国際関係の基盤となった主権国家体制の理念と歴史について学び,1990年代以降のグローバル・ガバナンスと新たな国際秩序への展開について概説します。また,こうした国際情勢の中で,紛争時や緊急時における人権侵害についての実態を知り,教育のあり方や女性の平和と安全を守るために何が必要か等について学び,最後に被爆地広島の歴史について解説し,広島から世界の平和構築に向けて考えるきっかけとなることを目標とします。
 片柳 真理大学院人間社会科学研究科 教授
 山根 達郎大学院人間社会科学研究科 准教授

第1回「History of Sovereign State System」

【25分19秒】

第4回「Human Rights-based Peacebuilding」

【22分44秒】

  • 第1回 「History of Sovereign State System」(公開中)
  • 第2回 「Global Governance and International Order since the 1990s (1)」
  • 第3回 「Global Governance and International Order since the 1990s (2)」
  • 第4回 「Human Rights-based Peacebuilding」(公開中)
  • 第5回 「Education in Emergencies」
  • 第6回 「Women, Peace and Security」
  • 第7回 「Business, Human Rights and Peace」
  • 第8回 「Hiroshima’s Peacebuilding」

講義「医学からみた戦争と平和」

 無差別大量殺戮兵器である核兵器・生物化学兵器は、非戦闘員に多数の死傷者を生じ、同時に長期に亘る健康被害をもたらします。本講義では、広島原子爆弾による人的被害の全体像を最先端の科学的根拠に基づいて概説すると共に、核兵器使用の非人道性を医学的立場から明らかにします。本授業での知見を通じて、原爆被爆者が求める平和の意義について考察を深めます。
 鎌田 七男(広島大学名誉教授),兒玉 光雄(公益財団法人 広島平和文化センター・被爆体験証言者),
 田代 聡(原爆放射線医科学研究所 教授),松浦 伸也(原爆放射線医科学研究所 教授),
 久保田 明子(原爆放射線医科学研究所 助教)

第1回「原爆症 総論」

鎌田 七男(広島大学名誉教授)
【35分19秒】

  • 第1回 「原爆症 総論」(公開中)
  • 第2回 「原爆症 各論」
  • 第3回 「医学の広島とヒロシマの医学1」 
  • 第4回 「医学の広島とヒロシマの医学2」 
  • 第5 回 「放射線と闘う至近距離被爆者・命の記録」 
  • 第6回  「原爆後遺症の怖さを初めて知らされる」
  • 第7回 「原爆小頭症:母体胎内の原爆被爆者」
  • 第8回 「放射線によるゲノムの損傷とその修復機構」

環境・エネルギー

講義「現代物理学の基礎と話題」

 物理学を専門としない学生を対象に,現代物理学の話題について解説します。放射線については,基礎知識をもとに科学的な観点から考察することができることを目標とします。特殊相対性理論と量子論は人類の自然に対する考え方に大きな変革をもたらしました。本講義を通じて,その考え方の本質を理解することを目指します。
 高橋 徹大学院先進理工系科学研究科 准教授
 【こちらもチェック!】
2021年2月に公開した高橋先生の講義「宇宙創成の謎に挑む-素粒子物理学-」は、100万回再生を超える人気講義です。

第2-1回「放射線の基礎と応用」

【33分31秒】

第2-2回「放射線の基礎と応用」

【20分28秒】

第8回「量子コンピュータとは」

【43分20秒】

  • 第1回「物理学史概観」
  • 第2回「放射線の基礎と応用」(公開中)
  • 第3回「特殊相対性理論の考え方」
  • 第4回「特殊相対性理論のいくつかの帰結」
  • 第5回「相対論的力学とE=mc2
  • 第6回「量子論の発端」
  • 第7回「量子力学と不確定性原理」
  • 第8回「量子コンピュータとは」(公開中)

医療・健康

講義「睡眠の科学」

 現代社会では夜型化の進行とともに生活リズムの乱れと睡眠不足が蔓延しています。これらは精神的・身体的健康の悪化ばかりでなく、意欲減退や感情制御能力の低下、居眠り事故などの原因ともなり、個人の問題にとどまらず、大きな社会問題にもなっています。この授業では、睡眠に関する基本的な科学的知識を身に着けることにより、生活リズムの乱れや睡眠不足による悪影響を理解するとともに、受講者自身の睡眠や生活習慣における問題点を明らかにすることを目標としています。    
 林 光緒大学院人間社会科学研究科 教授

第1回「睡眠不足の影響」

【46分20秒】

  • 第1回「睡眠不足の影響」(公開中)
  • 第2回「レム睡眠とノンレム睡眠」
  • 第3回「一晩の睡眠経過」
  • 第4回「睡眠と体温」
  • 第5回「概日リズムと睡眠」
  • 第6回「睡眠環境と生活習慣の影響」
  • 第7回「日中の眠気」
  • 第8回「パワーナップ」

講義「SARS-CoV-2 新型コロナウイルスを知ろう 2021」

 COVID-19の原因である新型コロナウイルスSARS-CoV-2について、そもそもウイルスとは何であるのかというところから、細胞での増殖、ヒトでの病気、および感染防御、ワクチン、薬、最新の研究について話しました。ただ録画してからもオミクロン株などウイルスの性質が大きく変わっています。また研究も猛烈なスピードで進んでいます。興味をもたれましたら最新の情報にも当たっていただければと思います。
 坂口 剛正大学院医系科学研究科 教授

第1回「ウイルスとは何か」

【39分12秒】

第8回「広島での新型コロナウイルス研究」

【19分00秒】

  • 第1回 「ウイルスとは何か」(公開中)
  • 第2回 「ウイルスの感染サイクル」
  • 第3回 「ウイルス実験法と消毒」
  • 第4回 「SARS-CoV-2の感染症と病原性」
  • 第5回 「対抗手段〜消毒・ワクチン・薬剤」
  • 第6回 「SARS-CoV-2の流行と変異」
  • 第7回 「社会としての対応〜感染症法」
  • 第8回 「広島での新型コロナウイルス研究」(公開中)

講義「薬学概論」

 本講義は「薬学概論」の中の一部として実施します。
 薬学の基礎領域を幅広く紹介することにより概要を把握し、学びへのモティベーションを高めることと同時に、各領域の研究を紹介することにより、薬学における研究の現状と動向を把握し、研究へのモティベーションを高めることを目的とします。
 黒田 照夫(大学院医系科学研究科 教授),古武 弥一郎(大学院医系科学研究科 教授),
 野村 渉(大学院医系科学研究科 教授),山野 幸子(大学院医系科学研究科 准教授),
 高橋 陵宇(大学院医系科学研究科 准教授),中村 庸輝(大学院医系科学研究科 助教),
 白井 孝宏(大学院医系科学研究科 助教),川見 昌史(大学院医系科学研究科 助教)

第3回「抗菌薬が効かない細菌~薬剤耐性菌入門~」

【37分41秒】

  • 第1回「現代医薬のルーツである天然薬物」
  • 第2回「化学物質の毒性と疾患環境要因」
  • 第3回「抗菌薬が効かない細菌~薬剤耐性菌入門~」(公開中)
  • 第4回「くすりの動きとリスクを考える薬剤学~薬剤性肺障害の防御法構築を目指した研究紹介~」
  • 第5回「薬理学~薬を理解し上手な使い方を学ぶ~」
  • 第6回「有機化学・創薬化学 メディシナルケミストリーアルツハイマー病」
  • 第7回「“ゲノム”と”創薬”~新しい医薬のカタチへの挑戦」
  • 第8回「非翻訳型RNAを標的とした新しい創薬研究」

人類学・地理学

講義 Everybody’s Ethnic:「民族」を人類学的に考える

 ミャンマー(旧ビルマ)とその周辺での通算4-5年となるフィールドワークと、同地域の民族論的状況に関するエスノグラフィ(民族誌)の記述から、「民族」を人類学的に考え、自らの「民族」観を相対化するための基本知識と思考法を提供します。
 髙谷 紀夫(広島大学名誉教授)

第1-1回 ビルマとシャンのエスノグラファーとして

【24分21秒】

第1-2回 ビルマとシャンのエスノグラファーとして

【35分01秒】

  • 第1回  ビルマとシャンのエスノグラファーとして(公開中)
  • 第2回 「民族」論の前提: 地図化された世界観の相対化
  • 第3回 「民族」論の展開:  ブータン他を事例に
  • 第4回  民族論的状況1: 日本人を規定する多様な脈絡
  • 第5回  民族論的状況2: タイ王国・中国・ベトナムを事例に
  • 第6回  民族論的状況3: ミャンマーを事例に
  • 第7回 「受容できる」多様性と「許容できない」差異
  • 第8回 「民族」の違いを見る目の違い

講義「Transformations in Island Tourism」

 この講義では、観光がどのように島を変えていくのかを考察します。まず、なぜ島の観光と研究が重要なのか、そして持続可能な観光が島の発展にどのように貢献できるのかを説明します。そして、自然、文化、社会の側面から島嶼観光を考察します。各セクションでは、様々な事例から課題と可能性を明らかにしていきます。持続可能な観光は、観光がもたらす課題を解決し、チャンスを促進することで、それぞれの島に合ったバランスの取れた観光の形を作り出すことを目的としています。
 Carolin Funck(大学院人間社会科学研究科 教授),張 慶在(大学院人間社会科学研究科 准教授)
 渠 蒙(大学院人間社会科学研究科 助教),笛吹 理絵(大学院人間社会科学研究科 客員講師)※撮影時

第1回「 Island tourism: potentials and problems」

【40分18秒】

  • 第1回 Island tourism: potentials and problems(公開中)
  • 第2回 Sustainable island tourism
  • 第3回 Nature-based island tourism in Japan: What are the threats and future prospects? 
  • 第4回 Popular culture and island tourism (1) 
  • 第5 回 Popular culture and island tourism (2) 
  • 第6回  Island creative tourism in rural Japan (1)
  • 第7回 Island creative tourism in rural Japan (2)
  • 第8回 Transformations in Island tourism: chances and challenges

歴史・文学

講義「Representations of the Self in Japanese Literature」

 日本文学における自己の表象やアイデンティティの問題について、芥川龍之介や村上春樹氏を題材に考えていきます。第1回は、2名の講師により、日本の自伝的物語と私小説について、その歴史的背景をふまえてそれぞれ解説します。
 Marie-Noëlle Beauvieux(大学院人間社会科学研究科 准教授)
 Katalin Dalmi(大学院人間社会科学研究科 助教)

第1回「Autobiographical Narrative and Japanese I-novel」

【25分24秒】

  • 第1回 Autobiographical Narrative and Japanese I-novel(公開中)
  • 第2回 Taisho period I-novel
  • 第3回 Akutagawa Ryunosuke and the I-novel 
  • 第4回 Murakami Haruki and the “International” Identity Part 1.
  • 第5 回 Murakami Haruki and the “International” Identity Part 2. 
  • 第6回  Beyond I-novel : Identity Narratives and Conflict

心理・教育

講義「“Characters and Culture: A Look at Topics in the Cognitive and Social Sciences”」

 私たちの思考や行動、感情の背景をどのように説得力のある形で説明できるだろうか。また個人の価値観や、人間性について問うた様々な文学作品は、日本やグローバル社会についてのあり方をどのように私たちに伝えているのだろうか。
 一見、これらの問いには何ら関係が無いものと思われる。しかしこれらは「心理学」に繋げて答えを探求するができる。そもそも心理学とは、行動論、哲学、言語学、神経科学など、社会科学の他の分野と交差する「ハブ」的な学問なのである。
 このレクチャーでは、人物や文化を軸にした4つの大きなトピック(フィクション、パーソナリテイ、幸福/ウェルビーイング、道徳)を通して、心理学の「ハブ」的作用の一端を紹介する。

私と一緒に認知・社会科学への関心を培うための貢献について考えましょう。
https://sites.google.com/view/characters-and-culture/home

 KABIR RUSSELL SARWAR(大学院人間社会科学研究科 助教)

第1回「The Power of Fiction (A)」

【37分48秒】

  • 第1回 「The Power of Fiction (A)」(公開中)
  • 第2回 「The Power of Fiction (B)」
  • 第3回 「Cultural Questions of Well-being (A)」
  • 第4回 「Cultural Questions of Well-being (B)」
  • 第5回 「The Puzzle of Personality (A)」
  • 第6回 「The Puzzle of Personality (B)」
  • 第7回 「The Taste Buds of Morality (A)」
  • 第8回 「The Taste Buds of Morality (B)」


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