第10回 入学後も選択肢がいっぱい!いろいろなことに挑戦できるのが、大学のいいところ

文学部2年   土井 貴嗣(どい たかし)さん
<愛媛県立松山南高等学校 出身>

等身大の広大生の声を、入学希望の方にお届けするコーナー『広大生の生の声』。第10回は、文学部2年の土井貴嗣さん。

選択の幅を生かして、いろいろなことにチャレンジしている土井さんに、受験勉強のこと、キャンパスライフのこと、いろいろと聞いてみました。
 

広島大学を受験しようと思ったきっかけは?

意識し始めたのは高校1年の時です。先輩たちの中にも広島大学に行っている人が多くて身近だったし、愛媛から高速船で1時間という距離も魅力的でした。

最初は志望動機もおぼろげだったのですが、いろいろと調べていくうちに、だんだんと明確になりました。高校2年の時にオープンキャンパスで広島大学に来たのですが、最初は田舎でびっくりしました。でも、キャンパスは広いし、建物はきれいだし、学部もたくさんあるので、やっぱり広島大学がいいなと思うようになりました。
 

なぜ、文学部に?

総合科学部の文科系と文学部で迷ったのですが、もともと興味があった哲学を勉強したいと思い、哲学・思想文化学コースがある文学部に決めました。
 

受験勉強はいつごろから?どのように?

予備校には早くから通っていたのですが、最初は学校の勉強の補足的な役割で、本格的に受験勉強を始めたのは高校3年の時です。そしてセンター試験の勉強は予備校でしていたのですが、資料が豊富なので、二次試験の勉強は、高校の資料室でしていました。

資料室には、先輩たちが寄付してくれた広島大学の赤本が10年分あったんです。それをこつこつやったことで、試験問題の傾向が分かったし、自分の自信にもつながりました。 
 

受験勉強で苦労したことは?

センター試験前の11月下旬に、心身ともにガス欠状態になりました。つまり病気をして自宅療養していたのですが、そのときは焦りましたね。でも、「これ以上悪いことは起きない!」と思い、病気が治ってからは気力を取り戻しました。

お世話になった高校の担任の先生が厳しくて、「そんなんじゃ落ちるぞ!」「もっと勉強しないと!」とよく言われたのですが、その言葉があったから、なまけないで勉強を続けられたと思います。試験が終わったときは、解放感もあってか「受かった」という変な自信がありました。
 

高校時代から愛用している電子辞書とシャープペンシル
 

予感が当たりましたね。次は入学後のお話を聞かせてください。入学してよかったことは?

一人暮らしするようになってから、身体が丈夫になりました。あまり自炊はしませんが、朝ご飯を食べないと頭が回らないので、生協食堂の「あったか朝食」をよく利用しています。
 

現在、勉強していることは?

入学前は哲学を勉強したいと思っていましたが、1年の後期に地理学の授業を受けてみたらすごく面白かったんです。なので、今後は地理学を勉強していきたいと思っています。

3年生になったら専門分野を決めないといけません。地理学には、自然地理学や人文地理学などがあるのですが、今は自然地理学に興味を持っています。地球の成り立ちや昔の地形について、学んでいきたいと思っています。
 

将来の夢は?

将来については、まだあまり考えていませんが、今勉強していることを生かせたら…と思っています。
 

サークル活動は?

同じ文学部の友達に誘われて、今年、スポーツチャンバラのサークルを作りました。スポーツチャンバラは、当たっても痛くないエアーソフト剣を使って、お互いに打ち合うスポーツです。武器には短刀や長剣、槍などいろいろあり、自分の好きなものを選べます。1対1で行う「対戦」はもちろん、多人数対戦の「乱戦」もあります。

うまく当てると「パンッ!」といい音がするのでストレス発散にもなります。普段は東広島運動公園で練習していて、大会に出場することもあります。
 

スポーツチャンバラの大会でもらった賞状

競技の時のポーズをとってもらいました
 

最後に、広島大学の受験を考えている高校生にメッセージをお願いします。

広島大学は、自由で、カリカリしていないおおらかな雰囲気が魅力的ですね。一度、この雰囲気を味わってほしいです。

大学は、入学してからも選択肢がいっぱいです。僕は文系ですが、1年生の時には、広島大学が作り出した皮膚が透明で内蔵が透けて見える有名なカエル、スケルピョンの実物を見たり、実際にカエルの解剖実験をしたりしました。

いろいろなことができるのが、広島大学のいいところだと思います。
 

2013年12月24日 記事/K2 写真/S (広報グループ) 撮影場所/情報広報室(法人本部2階)


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