第14回 専門だけでなく、幅広くチャレンジしたい!

教育学部音楽文化系コース1年 高橋 佳那子(たかはし かなこ)さん
<大分県立芸術緑丘高等学校音楽科 出身>

等身大の広大生の声を入学希望の方にお届けするコーナー『広大生の生の声』。第14回は、教育学部1年・高橋佳那子さんです。

高校生の頃から本格的に声楽を学んできた高橋さん。短期大学の声楽コースを卒業後に広島大学に入学されています。その理由は?キャンパスライフの様子などを交えてお話を聞きました。

 

教育学部を受験しようと思ったきっかけは?

ここに入学する前に、大分県立芸術緑丘高等学校の音楽科声楽コースで学び、その後大分県立芸術文化短期大学音楽科声楽コースを卒業しました。
同じ短期大学の専攻科に進学し、同時に通信教育課程で単位を取って高校の教員免許を取得しようとしましたが、その時に進路を見直して、音楽を専門的に学びながら教員免許が取得できる国公立大学に進もうと決めました。
 

広島大学の教育学部に決めた理由は?

広島大学のホームページを見て、なんかいいなと思ったのがきっかけです。

外国人の方と話をするのが好きなので、音楽大学と比べて国際交流の機会が多いことや、音楽以外のいろいろな分野の授業も受けられるという点がとても魅力的でした。
英語でおしゃべりができるようになりたいのですが、それ以外の言語にも興味があるので、授業ではフランス語も学んでいます。
 

声楽で使う楽譜(原語の歌詞で歌うそうです)
 

受験勉強で苦労したことは?

センター入試の受験科目に生物、日本史、数IAがありましたが、高校で授業を受けていなかったので大変でした。
自分で参考書を買って勉強しましたが、数学は参考書を読んでも本当に分からなくて、高校の時の先生に、個人授業をしてもらえる先生を紹介してもらったりしました。
個別試験は実技なので、毎日1時間から2時間は歌の練習もしていました。

とても忙しい日々でしたが、今振り返ると懐かしい気がします。

勉強に終わりが見えなくて、このまま試験を受けていいのか?と何度も弱気になりましたが、そんな時は広島大学のホームページなどを見て、自分が大学で勉強しているイメージをふくらませたりしましたね。
 

苦労して入学されたのですね!それで、広島大学に入学してよかったと思ったことは?

これまで私が通った学校では、弦楽器の未経験者は弦楽器の授業が履修できなくて、残念だなと思っていました。
でも、広島大学は未経験者でも弦楽器の実技の授業が必修になっているので、私も今授業を受けています。慣れない楽器の練習は大変ですが、楽しいです。

また、本来2年生向けのオペラ実習も、単位にはなりませんが、希望者は1年生でも参加可能なので、参加させてもらっています。
 

前期の時間割表
 

キャンパスライフでの楽しみは?

外国人留学生とのおしゃべりを楽しみたいので、学生プラザで毎週開催されているInternational Luncheon(毎週木曜日12:10~12:40)やInternational Café(毎週火曜日18:00~20:00)などの国際交流のイベントによく参加しています。

興味を持ったイベントには、1人でも参加していますが、1人で行くことにあまり不安はありません。むしろ、他の学部の学生とも仲良くなれたりしますから。

私は学生宿舎に入居していますが、学生宿舎には外国人留学生も入居しているので、彼らとも気軽におしゃべりしています。
これまでに、中国、ベトナム、アメリカ、イギリス、タイ、インドネシアなどから来ている学生と交流しました。
 

International Café の様子
 

今後の目標や夢は?

せっかく総合大学である広島大学に入学したので、いろいろなことに挑戦して悔いのない学生生活を送りたいと思っています。
そして、卒業後は、絶対に地元で音楽の先生になります!
 

では最後に、広大へ入学を考えている後輩に向けてメッセージを!

広島大学ではいろいろな授業やイベントなどの機会があるので、自分がやりたいと思えば、それだけいろいろ経験できるのがよいところだと思います。
ぜひ、ここで自分がやりたいことを見つけてチャレンジしてください。
 

2014年5月20日 記事/M2 写真/i(広報グループ) 撮影場所/学生プラザ


up