第2回 好きな物理と体操がしたくて!

理学部物理科学科3年 榊原諒二(さかきばら りょうじ)さん
<静岡県立浜松北高等学校出身>

 

等身大の広大生の声を、入学希望の方にお届けするコーナー『広大生の生の声』。第2回は、理学部物理科学科3年の榊原諒二さんです。

「物理が大好き!」という榊原さんは、週5日体操部で汗を流すスポーツマン。勉強もスポーツも頑張る榊原さんに、広大を受験したときのお話や学生生活について、インタビューしました。
 

広島大学を受験しようと決めたのは、なぜですか?

理由はいろいろありますが、決め手は、センター試験の成績が良かったのと、広大の過去問を赤本で解いて手応えを感じていたから。僕が受験した理学部の物理科学科は、センター試験と二次試験の配点が同じだったんです。実は、センター試験までは、第一志望は別の国立大学だったんですが、そこは二次試験の配点が高くて。だから、センター試験の得点を活かせて、二次試験に自信を持って臨むことができた広大を受験しました。

それと、体操部があったことも理由の一つです。高校の頃から、器械体操をやっていて、大学に入っても続けたいと思っていたので。広大の体操部のホームページを見て、設備が充実しているところに魅力を感じました。
 

他大学は受験しましたか?

はい。私立大学を2校受けました。1校は広大の受験前に合格していましたが、もともと国立大学を志望していました。
 

静岡から広島、遠いとは思いませんでしたか?

思いませんでした。未知の土地に行きたかったので(笑)。それに、僕の高校にも、広大に進学している先輩や広大出身の先生もいらっしゃいましたし。先生からは、広大が学生の教育に力を入れていることなどを聞きました。
 

理学部を受験したのは、なぜですか?

小学校のころから、理数系が好きで、特に、物理がおもしろいなと思っていました。白紙から理論を作ることが楽しいんです。だから迷わず、理学部の物理科学科に決めました。大学院にも進めたらいいなと思っています。
 

今、どんなことを学んでいますか?

今は、量子力学といって、分子や原子の運動について勉強しています。それと、秋からの研究室配属に向けて、いろいろな専門研究分野の基礎を学んでいるところです。加速器物理とかビーム物理とか、おもしろそうです。入学する前から、こんなことが勉強したいなあとイメージしていたので。希望する研究室に入れたらいいなあと思っています。
 

学んでいて、おもしろいことは?

物理学って、基礎をこつこつ積み上げていくもの。そこがおもしろいです。1年生、2年生で学んできたことが、今すごく役立っています。これからも、その積み重ねだと思います。
 

基礎を見直すため、受験勉強のときに使っていた
問題集を、実家から持ってきたのだそう。

 

―なんだか、表情がいきいきしてきましたね。さて、ここからは、キャンパスライフについて教えてください。

まず、広大の第一印象はどうでしたか?

広大には、試験のときに初めて来ました。新幹線の駅を降りたとき、「田舎だなあ」って思いました。てっきり広島大学は広島市内にあると思っていたので (笑)。これだけは言っておきます。理学部は東広島市にあります。まあでも、「田舎もいいか」と思うくらいのポジティブさがないと。ただ、広島大学は、東広島市の中心部近くにあり、生活するのに特に不便はありません。
 

榊原さんの1週間を教えてください。

今は、火曜から金曜まで、1日平均3コマずつ授業を入れています。それに、週5で体操の練習、週3でアルバイト。忙しいけど、充実しています。

ちなみに体操部は、中国地区の五大学大会では、3年連続優勝しています!それに、四国地区を含めた大会でも優勝経験があります。次の目標は全国大会出場!さらに上を目指して、仲間たちと頑張っています。ただ、部員が10人弱と少なくって・・・。現在、部員募集中です!
 

平行棒での倒立の練習。学内の体育館で。
 

体操好きの方がたくさん入学してくれるといいですね♪さてさて、広大の良いところって、何だと思いますか?

一つのキャンパスに、いろんな学部が集まっている、ということですね。1年生のときの教養教育なんか、違う学部の学生同士が一緒に同じ授業を受けますから。それって、すごいと思います。

それと、バランスのとれた大学生活が送れる、ということも。みんな、勉強だけでなく、アルバイトとかサークルとか、自分のやりたいことをしながら、いろいろな経験をしています。チューターの先生とも、成績面談のときにいろいろ話すんですけど、勉強以外の活動も応援してくれています。
 

充実しているようですね(^^)最後に、広大への入学を考えている後輩に向けてメッセージを!

広大は、バランスのとれたキャンパスライフを送れるところ。ここで、充実した大学生活を送ってほしいです!
 

 

2011年6月7日 取材・編集:広報グループ 場所:理学部講義室


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