第9回 生徒と一緒に考え、楽しむことのできる先生になりたい

第9回 教育学部1年   合田 泰智(ごうだ たいち)さん
<愛媛県立三島高等学校 出身>

等身大の広大生の声を、入学希望の方にお届けするコーナー『広大生の生の声』。第9回は、教育学部1年の合田泰智さん。

教師を目指して勉学に励むかたわら、サークル活動やバイトもしている合田さんに、受験のことや大学生活についてインタビューしました。
 

広島大学を受験しようと思ったきっかけは?

もともと教師になるのが夢で、高校の時の担任の先生に、広島大学を勧められたんです。そこで、高校2年生のときに、オープンキャンパスで初めて広島大学に行きました。キャンパスもきれいで広いし、なにより、先生になるための基礎をしっかり学べそうだったので、広島大学に行きたいと思うようになりました。 
 

なぜ、教師になろうと思ったのですか?

両親が教師なのでその影響があったのと、小学校・中学校といい先生に巡り会えたので。また高校の数学の先生も、生徒のことをよく考えてくれるすてきな先生でした。
 

合田さんご自身は、どんな先生になりたいですか?

ただ勉強を教えるだけじゃなく、生徒と一緒に考え、一緒に楽しむことのできる先生になりたいですね。そのためにも、大学時代の4年間で、教師としての基礎をしっかりと身に付け、また自分自身もしっかり楽しんで仲間をたくさん作りたいです。
 

早い時期からなりたい職業が決まっていたのですね。では、進路に迷いはなかった?

大学は、広島大学しか受験していませんが、 数学が得意だったので、理学部の数学科と迷いました。でも、将来、先生を目指すならと、教育学部の数学科に決めました。
 

受験勉強はいつごろから?苦労したことはありますか?

高校時代は陸上部に入っていたので、部活を引退した高3の夏くらいから始めました。予備校などには通わず独学でしたが、あせりは特にありませんでした。 できていないところを自分で認識して、そこを集中して勉強するようにしました。

僕は英語が苦手で、最初は単語帳を暗記していたのですが、「自分には合わない」と思い、長文の問題集を買ってきて、文の中で単語を覚えるようにしました。受験直前に分からない問題に当たって焦ることもありましたが、我慢して向き合いました。「広島大学に行きたい!」というのが、一番のモチベーションになりましたね。
 

努力が実ったのですね。では、次は入学後のお話を聞かせてください。

オープンキャンパスで見た時の印象どおり、教師になるための基礎をしっかり勉強させてもらっています。またいい先輩や仲間とも巡り会えました。設備も整っていて、図書館で仲間と勉強したり、食堂もほぼ毎日利用しています。 
 

サークル活動とかはされていますか?

アカペラサークル「P.D.E」に入っています。もともと歌うことが好きで、カラオケにもよく行っていたんです。大学祭やゆかたまつりの時は、総合科学部の周辺でメンバーと歌声を披露しました。アルバイトも、将来先生になるためのいい経験になるかなと思い、塾の講師をしています。
 

「P.D.E」メンバーと、ゆかたまつりで歌声を披露(左から三番目が合田さん)
 

最後に、広島大学の受験を考えている高校生にメッセージをお願いします。

「広島大学に行きたい!」という強い気持ちがあったら、絶対、広大生になれると思います。
それを目指して、日々頑張ることが一番大事だと思います。
 

2013年11月25日 記事/K2 写真/S (広報グループ) 撮影場所/北第二福利会館(教育学部前)


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