理学研究科 入学者受入れの方針

数学専攻

博士課程前期

1 求める学生像
理学研究科博士課程前期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程前期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

I 数学専攻(博士課程前期)

1 求める学生像
数学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、数学専攻は数学的真理に対する強い探究心にあふれ、数学の専門的研究活動に、目的意識と積極性を持ち自発的に参加する学生を求めています。
なお、入学前に学習しておくことが期待される内容は、以下のとおりです。1変数および多変数の微分積分学、線形代数学、集合・位相の基礎事項、および専攻する分野の基礎事項。さらにこれらを学習していく上で必要になる語学力。
また、入学後に次のことが習得できます。
1.数学の基礎的知識のより深い理解。
2.専攻した数学の各分野で研究・教育を遂行するために必要な専門的知識。
3.数学研究の基礎的手法と研究論文の作成方法。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
学部段階での専門的知識及び語学力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を見るために、学力検査(筆記試験、口述試験)、外国語(筆記試験)を課し、学業成績証明書と合わせて、総合的に評価します。学力検査(筆記試験、口述試験)は、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。外国語(筆記試験)は、専門科目の学習・研究および修士論文作成で必要とされる語学力を見ます。学力検査(筆記試験)、外国語(筆記試験)は点数化して評価し、口述試験は段階区分評価をします。

【学部3年次特別選抜】
筆記試験(専門科目)及び口述試験は、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。外国語(筆記試験)は、専攻で必要とする語学力を見ます。

【社会人特別選抜】
筆記試験(専門科目)及び口述試験は、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。
筆記試験(小論文)は、これまでの学習内容あるいは現在の研究内容及び今後の研究計画等について、総合的に評価します。筆記試験(専門科目)は点数化して評価し、筆記試験(小論文)、口述試験については段階区分評価を行い、学業成績証明書とあわせて総合的に選考します。

【フェニックス特別選抜】
学力検査(筆記試験、口述試験)は、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。筆記試験(専門科目)は点数化して評価し、口述試験は段階区分評価を行い、研究計画書とあわせて総合的に選考します。

【外国人特別選抜】
学力検査(筆記試験、口述試験)は、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。
外国語(筆記試験)は、数学で必要とする語学力を見ます。学力検査(筆記試験)、外国語(筆記試験)は点数化して評価し、口述試験は段階区分評価を行い、学業成績証明書とあわせて総合的に選考します。

博士課程後期

1 求める学生像
理学研究科博士課程後期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、国際的なトップレベルの視野に立って次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて国際社会で活躍することを目指す人  

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程後期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

数学専攻(博士課程後期)

1 求める学生像
数学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、数学専攻は、数学的真理に対する強い探究心にあふれ、数学の専門的研究活動に、目的意識と積極性を持ち自発的に参加する学生を求めています。
なお、入学前に学習しておくことが期待される内容は、以下のとおりです。研究を希望する専門分野に関連した基礎的事項について理解できる学力。また、各専門分野を研究していくうえで必要なレベルの語学力。
また、入学後に次のことが可能になります。 
1.専攻した数学の各分野で研究を遂行するために必要な専門的知識が習得できます。
2.博士論文の作成を通して、研究の手法、および研究論文の作成方法が習得できます。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び語学力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を見るために、口述試験を課し、口述試験と修士論文の内容、学業成績証明書を合わせ、総合的に評価します。口述試験は、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力を見ます。

【社会人特別選抜】
学力試験は、口述試験とします。学力試験により、入学後に研究を遂行するための意欲をもっているか、また研究を希望する分野で学習・研究をするために必要な基礎学力を習得しているかどうか判定します。さらに、すでに出版された学術論文があればそれらも学業成績証明書の評価に加味し、学力試験と総合して選考します。

【外国人特別選抜】
学力試験は、修士論文発表及び口述試験とします。学力試験により、入学後に研究を遂行するための意欲をもっているか、また研究をするために必要な基礎学力を習得しているかどうかを判定します。さらに、すでに出版された学術論文があればそれらも学業成績証明書の評価に加え、学力試験と総合して選考します。

物理科学専攻

博士課程前期

1 求める学生像
理学研究科博士課程前期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程前期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

物理科学専攻(博士課程前期)

1 求める学生像
物理科学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような多様な能力を身に付けてきた学生を求めています。
(1)博士号あるいは修士号の取得を目指し、物理学の分野で国際的なトップレベルの視野に立った最先端の素養を身に着けたい人。
(2)学部課程教育で学んだ現代物理学の基礎知識をもとに、物理関連分野の教育職・研究職・高度技術職を目指す人。
(3)主体性をもって多様な人と協働して幅広い分野で活躍するために必要なコミュニケーション能力を持つ人。
なお、入学前に専門科目(力学・電磁気学・熱統計力学・量子力学)、それに必要な高等数学や実験技術を一通り学んでいることが望ましい。研究成果を国内外に発信するために必要となる語学力も必要です。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
学部課程教育での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、学力検査(筆記試験[専門科目・外国語]あるいは口述試験)を行い、基礎知識・理解力・考察力・表現力等を総合的に評価します。

【推薦入学】
学部課程教育での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、学力検査(小論文、面接試問)を行います。推薦に値する資質を学業成績証明書に基づいて判断します。それぞれ段階区分評価を行い、総合して評価します。

【フェニックス特別選抜】
学部課程教育での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、学力検査(筆記試験[専門科目])及び口述試験(段階区分評価)を課し、基礎知識・理解力・考察力・表現力等を評価します。

【学部3年次特別選抜】
学部課程教育での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシ ーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、学力検査(筆記試験[専門科目・外国語]および口述試験)を行い、基礎知識・理解力・考察力・表現力等を評価します。

【外国人特別選抜】
学部課程教育での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシ ーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、筆記試験(専門科目・外国語)及び口述試験を課し、基礎知識・理解力・考察力・表現力等を評価します。また、語学力(英語筆記試験あるいはTOEIC®又はTOEFL®の成績)及び学業成績証明書も加えて、総合的に評価します。

博士課程後期

1 求める学生像
理学研究科博士課程後期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、国際的なトップレベルの視野に立って次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて国際社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程後期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

物理科学専攻(博士課程後期)

1 求める学生像
物理科学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような多様な能力を身に付けてきた学生を求めています。
(1)博士号の取得を目指し、物理学の分野で国際的なトップレベルの視野に立った最先端での活躍を目指す人。 
(2)博士前期課程教育で学んだ先端的物理学の知識とそれに基づいた論理的思考力がある人。
(3)主体性をもって多様な人と協働して幅広い分野で活躍するために必要なコミュニケーション能力を持つ人。
なお、入学前に物理学分野における基本的な研究遂行能力を持ち合わせていることが望ましい。研究成果を国内外に発信するために必要となる語学力も必要です。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び語学力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を判断するために、学力検査(修士論文発表及び口述試験)を行います。また、博士後期課程に値する資質を学業成績証明書に基づいて判断します。

【社会人特別選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、学力検査(口述試験)を行います。
また、博士後期課程に値する資質を学業成績証明書に基づいて判断します。

【外国人特別選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び語学力を修得し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを判断するために、学力検査(口述試験)を行います。
また、博士後期課程に値する資質を学業成績証明書に基づいて判断します。

化学専攻

博士課程前期

1 求める学生像
理学研究科博士課程前期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程前期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

化学専攻(博士課程前期)

1 求める学生像
化学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような多様な能力を身に付けてきた学生を求めています。
化学の専門科目の基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を十分に備えている学生。
自己啓発を重ね、積極的に新しい分野を開拓していく意欲に富む学生。
外国語の知識を有し、専門分野だけではなく科学の広い分野で国際的に活躍できる資質をもつ学生。
なお、入学前に学習しておくことが期待される内容は、以下のとおりです。
(1)無機化学、分析化学、物理化学、有機化学の各分野の基礎学力、および外国語(英語)筆記能力や読解力。   

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
学部段階での専門的知識及び語学力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を見るために、筆記試験(専門および外国語(英語))および口述試験を課します。また、外国語(英語)は筆記試験に加えTOEIC®又はTOEFL®の成績を利用し筆記試験と総合して点数化します。さらにこれらに学業成績証明書を含め、点数化し総合して選考します。

【推薦入学】
学業成績証明書及び学力検査(面接試問)について、それぞれ段階区分評価を行い、総合して選考します。

【フェニックス特別選抜】
筆記試験(専門科目)及び口述試験により、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。
筆記試験(専門科目)は、点数化して評価し、口述試験は、段階区分評価を行い、総合して選考します。

【学部3年次特別選抜】
筆記試験(専門科目)及び口述試験により、専門科目に関する基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。
外国語(筆記試験、TOEIC®又はTOEFL®の成績)は、当該専攻で必要とする語学力を見ます。

【外国人特別選抜】
専門科目に関する筆記試験及び口述試験を行い、基礎知識及び理解力・考察力・表現力等を見ます。外国語(英語)は、筆記試験とTOEIC®又はTOEFL®の成績を利用し、化学専攻で必要とする語学力を見ます。
学力検査(筆記試験、口述試験)、外国語(筆記試験、TOEIC®又はTOEFL®の成績)、及び学業成績証明書を総合して選考します。

博士課程後期

1 求める学生像
理学研究科博士課程後期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、国際的なトップレベルの視野に立って次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて国際社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程後期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

化学専攻(博士課程後期)

1 求める学生像
化学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような多様な能力を身に付けてきた学生を求めています。
(1)化学の高度な専門知識や技法を修得するに必要な専門およびコミュニケーション能力を持つ学生。
(2)企画・応用・考察・表現力を持ち、積極的に化学の新しい分野を開拓していく資質を持つ学生。
(3)外国語(英語)のコミュニケーション能力を持ち、国際学会等でglobalに活躍できる資質をもつ学生。

なお、入学前に学習しておくことが期待される内容は、以下のとおりです。
(1)無機化学、分析化学、物理化学、有機化学の各分野の深い専門知識。
(2)外国語(英語)筆記能力、 読解力、 会話能力。
入学後に以下のような能力を身に付けることができるようにします。
(1)化学分野の深い知識を持ち、独自に研究を進めることができる企画力・応用力・考察力・実行力。
(2)外国人研究者とのコミュニケーション能力および外国語(英語)プレゼンテーション 能力。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び語学力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を見るために、学力試験を課し、総合点により評価します。学力試験は、修士論文発表および口述試験からなり、総合的に選考します。

【社会人特別選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び語学力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を見るために、学力試験を課し、総合点により評価します。学力試験は、修士論文発表および口述試験からなり、総合的に選考します。

【外国人特別選抜】
入学者の選抜は、学力試験(口述試験)及び学業成績証明書の評価を加味し、総合して判定します。学力試験は、修士論文発表及び口述試験とします。

地球惑星システム学専攻

博士課程前期

1 求める学生像
理学研究科博士課程前期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程前期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、 入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

地球惑星システム学専攻(博士課程前期)

1 求める学生像
地球惑星システム学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような多様な能力を身に付けてきた学生を求めています。
地球惑星科学に関する高度な専門知識と研究手法の修得に関心のある意欲あふれる学生。
学部段階での地球惑星科学、あるいは関連する科学分野に関する専門知識を備えた学生。
様々な科学分野に対して強い好奇心を持ち、かつ主体的に研究を遂行できる学生。
向上心に溢れ、必要な知識の習得に対して積極的に邁進できる学生。
常に論理的な思考に基づいて研究を進めることができる学生。
海外における研究活動や学会への参加を志向している学生。

入学前に修得しておくことが期待される内容は、以下のとおりです。
①地球惑星科学、あるいは関連する科学分野に関する専門基礎科目を学んでいること。
②地球惑星科学、あるいは関連する科学分野に関する演習授業を受けていること。
③科学的データを取得し、論理的な考察を基に、卒業論文を作成した経験があること。
④英語を用いた研究発表や、研究の要旨を作成した経験があること。

また入学後には、地球惑星科学に関する専門知識を身につけ、地球惑星科学が関連する諸現象の素過程や発生機構を明らかにするために必要な方法論を、野外調査や先端の観測装置及び分析装置類の使用を通じて修得できます。また、それら諸現象を定量的に解析するための再現実験と数値シミュレーションなどの研究手法も修得できます。これにより修了後には、社会に出て技術者・教育者として活躍できるほか、研究者になるために博士課程後期に進学できます。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
学部段階での専門的知識及び英語力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能であることを見るために、学業成績証明書、筆記試験(専門科目)、面接試問及び英語の能力を総合して評価します。筆記試験と英語(TOEIC®又はTOEFL®の成績を利用)は点数化して、学業成績証明書と面接試問の結果は段階区分評価を行います。

【推薦入学】
学部段階での専門的知識及び英語力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能であることを見るために、学業成績証明書及び、面接試問を行います。学業成績証明書と面接試問は、それぞれ段階区分評価を行い、総合して選考します。

【フェニックス特別選抜】
学部段階に相当する専門的知識及び英語力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能であることを見るために、筆記試験(専門科目)及び、面接試問を行います。筆記試験は点数化して、面接試問は段階区分評価を行い、総合して選考します。

【学部3年度特別選抜】
学部段階での専門的知識及び英語力を修得していることを確認し、本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能であることを見るために、学業成績証明書、筆記試験(専門科目)、面接試問を総合して評価します。筆記試験は点数化して、学業成績証明書と面接試問の結果は段階区分評価を行います。

【外国人特別選抜】
学業成績証明書、筆記試験(専門科目)、面接試問及び英語力を総合して評価します。
筆記試験と英語(TOEIC®又はTOEFL®の成績を利用)は点数化して、学業成績証明書と面接試問の結果は段階区分評価を行います。

博士課程後期

1 求める学生像
理学研究科博士課程後期では、次のような学生を求めています。
(1)自然の真理に対する探究心にあふれ、自発的・積極的・創造的に研究に取り組むことのできる意欲ある人で、必要な基礎学力を有している人
(2)現代科学の基礎となる基礎科学を担い、国際的なトップレベルの視野に立って次代の基礎科学のフロンティアを切り拓く実力を持った研究者及び高度の専門的知識と技能を身に付けて国際社会で活躍することを目指す人

2 入学者選抜の基本方針
理学研究科博士課程後期では、数学専攻、物理科学専攻、化学専攻、地球惑星システム学専攻を設置しており、修了後の幅広い進路に対応するこれらの人を受け入れるため、ディプロマ・ポリシー、及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学者に求める能力やその評価方法を明示し、多面的・総合的な評価による選抜を実施します。

1 求める学生像
地球惑星システム学専攻のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、入学前に以下のような多様な能力を身に付けてきた学生を求めています。
(1)博士課程前期段階での地球惑星科学に関する専門知識を十分に備えている学生。
(2)様々な科学分野に対して強い好奇心を持ち、かつ主体的に研究を遂行できる学生。
(3)向上心に溢れ、必要な知識の修得に積極的に邁進できる学生。
(4)常に論理的な思考に基づいて研究を進めることができる学生。
(5)海外における研究活動や学会への参加を志向し、かつ、そのような場で積極的に自己主張ができ、将来的には当該分野のリーダーを目指す意欲ある学生。
(6)自ら積極的に他の研究者と協力し、共同研究を行うことができる学生。
(7)社会倫理、さらに研究活動の倫理を理解し、その精神の基で健全な研究活動を行うことができる学生。

入学前に修得しておくことが期待される内容は、以下のとおりです。
地球科学を遂行する上で不可欠な地質学・岩石鉱物 学・地球物理学・地球化学を学んでいること。
地質学・岩石鉱物学・地球物理学・地球化学に関係する演習授業を受けていること。
自主的に科学的データを取得し、論理的な考察を基に、卒業論文や修士論文を作成した経験があること。
英語を用いた研究発表や、研究の要旨を作成した経験があること。

また入学後には、地球惑星科学に関する高度な専門知識を身につけ、地球惑星科学が関連する諸現象の素過程や発生機構を明らかにするために必要な方法論を、野外調査や先端の観測装置及び分析装置類の使用を通じて修得できます。また、それら諸現象を定量的に解析するための再現実験と数値シミュレーションなどの研究手法も習得できます。これにより修了後には、研究者・技術者・教育者として社会で活躍できます。

2 入学者選抜の基本方針
【一般選抜】
博士課程前期段階での専門的知識及び英語力を修得していること、また本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを確認するために、修士論文研究の口頭発表と面接試問を行う。口頭発表と面接試問の結果は段階区分評価を行い、学業成績証明書の評価を加味し総合して選考する。

【社会人特別選抜】
専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを確認するために面接試問を行う。面接試問の結果は段階区分評価を行い、学業成績証明書の評価を加味し総合して選考する。

【外国人特別選抜】
本専攻のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を有しているかを確認するために面接試問を行う。面接試問の結果は段階区分評価を行い、学業成績証明書の評価を加味し総合して選考する。


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