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7月6日からの豪雨災害に関する学長のメッセージ 第2号(2018.7.9)

 先ほど、第1回大規模豪雨災害対策会議を開催しました。被災状況を確認し、対策を検討した後、学内の被災現場を確認してきました。

 幸いにも、本学では今のところ人的被害の報告はありませんが、県内をはじめ多くの方々が被災され、困難な日々を過ごされています。

 広島大学の東広島キャンパスがある東広島市は、今、JR山陽本線、山陽自動車道などが不通になっており、交通手段は、山陽新幹線と、広島市内から熊野トンネル経由の道路と国道2号線の一部区間のみとなっています。

 東広島市内の交通状況については、東広島市のホームページを見てください。多言語(英語、中国語、ポルトガル語、韓国語)翻訳機能が付いています。
 http://www.city.higashihiroshima.lg.jp/shisei/koho/4/7280.html

 学内では、土砂崩れが数か所発生し、JR西条駅と大学を結ぶメイン道路であるブールバールが通行止めとなっています。
しばらくは、生鮮食品等の物資も届かない可能性があります。

 東広島キャンパスの授業は、7月12日(木)まで一斉休講とすることにしました。13日以降については、復旧状況等を勘案して決定する予定です。
本日休館した図書館は、明日から開館時間を短くした上で利用できるようにします。これからも皆さんに、できる限り利用していただけるよう努めます。また、広島大学生協には、可能な限り食堂と売店を開けていただくよう協議を進めていきます。(霞キャンパス、東千田キャンパスは本日9日まで一斉休講です。)

 大学では、順次、被災状況や復旧状況をこのホームページ(広島大学ホームページ)等を通じて、構成員の皆さんにお知らせしていきます。

 いま、喫緊の課題となっているのが、外国人留学生、特に、ムスリムやベジタリアンの人々の食事の問題です。ただいま、大学病院に備蓄している食料の中から、これらの方々が食することができるものを、東広島キャンパスに送る手配をしています。

 数に限りはありますが、本日(7月9日)14時頃から学生プラザ1階で、本学の外国人留学生を対象にムスリムやベジタリアンの人々が食べられる食品を配布する予定です。第2回は夕方を予定しています。

 一日も早く平穏な大学生活を取り戻せるよう、学生及び教職員の皆さんとともに、力を合わせて乗り越えていきましよう。

 広島大学長  越智 光夫

 

 

 


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