平成15年7月10日,福井康人氏(医歯薬学総合研究科・助手(歯・口腔外科学第一)は,先端技術大賞・学生部門(審査委員長特別賞)を授賞しました。
同賞は,日本工業新聞社主催で科学技術創造立国の実現に向け,優れた研究成果を挙げた理工系学生と企業の若手研究者・技術者を表彰する制度で,1987年に創設され,今年で17回目を迎えました。
福井氏の授賞論文タイトルは,「アクチビンAによるアフリカツメガエル胚末分化細胞からのinvitroでの顎顔面軟骨の誘導」で,同氏が本年3月に修了した歯学研究科在学時に行った研究成果です。
授賞理由は,「再生医療への展開が期待できるうえ,社会的意義が大きい」と評価されたものです。
授賞式は東京プリンスホテルを会場に,高円宮妃殿下のご臨席のもと,ノーベル化学賞受賞者の白川英樹名誉審査委員長,遠山文部科学大臣,細田科学技術政策担当大臣,西川経済産業副大臣,尾身科学技術創造立国推進調査会会長ら産学官の関係者約三百人が出席し,挙行されました。(岡本哲治)
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