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法科大学院適性試験実施される



 大学入試センターが行う平成15年度法科大学院適性試験が,8月31日に実施されました。適性試験は法科大学院を志願する前提として受験者全員に課せられる試験で,アメリカのLSAT(Law School Admission Test)をモデルに今回新たに研究開発されたものです。適性試験は法律科目試験ではなく,「推論・分析力」と「読解・表現力」の二部構成のマークシート形式の試験(試験時間各90分,配点各50点,今回の出題数57問)で,知識ではなく,論理的思考力や読解力を問うものです。

 

 当日は全国63会場で実施され,28,340人が受験しました(受験率は90.54%)。広島地区では広島大学東広島キャンパス法学部会場(受験者279人)と広島修道大学(受験者206人)で実施されました。9月5日に大学入試センターのホームページで公表された速報によると,平均点は100点満点で63.05点でした(最高点100点,最低点2点)。



平成16年4月に開校される法科大学院は現在申請中の72校について大学設置審議会の審査が進行中ですが,11月末の設置認可の後,来年の1月から2月にかけて各法科大学院の個別入学試験が行われる予定です。

 

 東千田キャンパスに設置される広島大学法科大学院(大学院法務研究科・定員60人)では,認可が下り次第,募集要項を配布し,来年の2月7日(土)に小論文試験,8日(日)に面接試験,さらに2年短縮コースの志願者には9日(月)に法律科目試験を実施する予定です。法科大学院の最新情報については,以下のホームページをご覧ください。

http://www.law.hiroshima-u.ac.jp/lawschool/ls-top.htm



【お問い合せ先】

 法学部 教授 平野敏彦

 電話0824−24−7229


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