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元広島大学長の名前がついた小惑星誕生!



 元広島大学長の竹山晴夫先生の名前が小惑星につけられました。

「小惑星8706番タケヤマ((8706)Takeyama)」です。世界の天文学界

の最高機関である国際天文学連合(*)が6月に発行した「小惑星回報

(MPC)」で命名が公表されました。



  この小惑星は、1994年2月3日に群馬県のアマチュア天文家、小林隆男

氏によって発見されたもので、軌道は火星と木星の間にあり,太陽のま

わりを4.8年(4年10か月)で1周しています。大きさは分かりませんが、

直径数kmと推定されます。



 このたび、京都府の荒木宏司氏と廿日市市の佐藤健氏により命名の提

案があり、発見者の小林隆男氏が申請され審査委員会の審査を経て命名

されたものです。

 荒木氏と佐藤氏は、ともに広島天文気象同好会(現広島天文協会)の

会員で、荒木氏は竹山先生の教え子に当たられます。



 竹山先生は、放電物理学を専門とする物理学者で,その分野での実績

と,広島大学長としての仕事並びに広島天文協会の前身の一つである広

島天文気象同好会の会長としての貢献が評価され,今回の命名となりま

した。



(*)国際天文学連合=International Astronomical Union (IAU),

本部はフランスのパリ天体物理学研究所にあり,小惑星センターは米国

スミソニアン天体物理観測所にある。





【解説】

 ★小惑星とは?

 ★天体の名前の付け方



☆この記事及び解説は,佐藤健氏(元広島市こども文化科学館職員,元

本学学校教育学部非常勤講師)に御協力いただきました。





【この記事に関するお問い合わせ先】

 学長室広報グループ

 電話(082)424−6013


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