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藤村修氏(元内閣官房長官)に名誉博士の称号を授与しました





10月17日に、本学工学部出身であり、あしなが育英会理事・副会長の藤村修氏に名誉博士の称号を授与しました。本学学士会館レセプションホールで行われた授与式には、浅原学長を始め、理事、副学長らが列席し、工学部から、記念品の花器が贈られました。また、授与式には、当時の指導教官の長町三生名誉教授もお祝いに駆けつけ、受賞に花を添えました。授与式後に本学サタケメモリアルホールで開催した記念講演では、「十年ひと仕事-広島大学の卒業生として-」と題して、学生に向けて熱いメッセージを伝えられました。



藤村氏は、本学工学部在学中に、体育会自動車部に在籍し、交通事故の遺児問題に熱心に取り組まれました。「財団法人交通遺児育英会」に就職されてからは、交通遺児たちの海外研修制度を作り、「災害遺児の高校進学をすすめる会」(後の「あしなが育英会」)の理事、副会長などを歴任され、「ブラジルとの国際交流」と「遺児支援」の2つの活動に熱心に取り組んで来られました。本学が平成22年にブラジルのサンパウロ大学と協定を締結する際も、ご尽力いただきました。



その後、藤村氏は、国政の場で活躍され、野田内閣では第80代内閣官房長官の重責を果たされました。政界から勇退後は、引き続き「あしなが育英会」を通じてアフリカや阪神大震災、東日本大震災の遺児支援も積極的に行っておられ、これまでの多大な業績、社会貢献などを鑑み、名誉博士の称号を授与することとなりました。

授与式後の記念写真(下段右から3番目が藤村氏) 記念講演会の様子



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