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紫綬褒章を受章した越智学長の記念講演会を開催しました





「関節軟骨再生 臨床応用への道程」をテーマに講演する越智学長

紫綬褒章を受章した越智光夫学長の記念講演会を6月23日に東広島キャンパス、6月30日に霞キャンパスで開催しました。紫綬褒章とは、科学技術分野における発明・発見や学術及びスポーツ・芸術分野で優れた業績をあげた方に送られるものです。



越智学長の講演に先立ち、若手研究者による講演会が行われました。東広島キャンパスでは加藤亜記助教(大学院生物圏科学研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター)と栗田雄一准教授(大学院工学研究院)、霞キャンパスでは、田中友加准教授(大学院医歯薬保健学研究院)と柳瀬雄輝助教(大学院医歯薬保健学研究院)が講演し、自身の研究内容や研究を通じた社会との関わりの紹介と共に、学生に対して学問と向き合う姿勢についてメッセージを送りました。



若手研究者に続き、越智学長は、「関節軟骨再生 臨床応用への道程」と題し、「紫綬褒章受章のきっかけとなったスポーツ外傷などで起きる膝関節の軟骨欠損症の根治療法としての〝自家培養軟骨の開発〟について講演しました。この培養技術は2013年から保険適用が開始されていることや次のステップとして磁力で自己骨髄幹細胞を欠損部に誘導する臨床実験を開始したことにも触れ、観衆の関心がより一層高まりました。



最後に、越智学長へ記念の花束が贈呈され、会場全体からの盛大な拍手に包まれる中、講演会は幕を閉じました。

「存在意義を求めて~藻類学との10年、これからの10年」

をテーマに講演する加藤助教
「主観的感覚をサポートするヒューマン・アシスティブ・テクノロジー」

をテーマに講演する栗田准教授
「Bed-to bench-and back」の実践を目指した移植免疫研究」

をテーマに講演する田中准教授
「無標識1細胞応答可視化技術とアレルギー検査チップの開発」

をテーマに講演する柳瀬助教



相田副学長から花束を受け取る越智学長(東広島会場)

【お問い合わせ先】

広島大学広報グループ

E-mail:koho@office.hiroshima-u.ac.jp  (※@は半角@に変換の上、送信してください)


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