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台風12号に伴う降雨に備えてください

先に発生した平成30年7月豪雨災害の甚大な被害に対して、まだ緊急措置が完了しておらず、台風12号に伴う降雨が予想される7月29日(日)には、さらなる土砂災害や河川氾濫の危険性が高い箇所があります。次のような箇所では特に危険が高まる可能性がありますので、十分に対策を準備し、異常を感じたら早めの避難行動等を起こしてください。

  • 土砂災害警戒区域および土砂災害危険箇所は特に危険です。
  • 先日の豪雨で流出した岩、土砂、流木などの撤去が完了していない地域や周辺の砂防ダム、治山ダムが満砂状態、あるいは破損している地域(例えば、広島市安佐北区口田南地区、安芸区矢野東地区、海田町、坂町小屋浦地区、呉市安浦町など)も危険です。
  • 少量の降雨でも、中小河川の水位が急上昇したり、土砂等が堆積した水路から水が溢れたりしやすい状況にあります。また、先日の豪雨で被災した堤防も多く、河道の復旧が今回の台風には間に合わない河川もあります。
  • 山の中腹から山裾に位置する住宅地では、住宅地と周辺の幹線道路を結ぶ連絡道路に土石流が流れ込む場合があります。避難の際には、道路の安全性に十分留意する必要があります。

上記以外の場所でも、地盤が緩んでいるため、降雨量が少なくとも普段よりも慎重な準備と対応が必要です。不要な外出は控えるようにしましょう。

2018年7月27日 広島大学平成30年7月豪雨災害調査団


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