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ペルー駐在の土屋定之・特命全権大使をお招きして、第5回ピースレクチャーマラソンを10月4日に東広島キャンパスの学士会館で開催しました。
土屋大使は「日系人が経験した戦争と平和 en el Perú」と題して講演。1899年以来、契約農民として日本からペルーに計18000人余りが渡り、都市部に出てビジネスで成功した人もいましたが、第二次世界大戦が始まると個人資産が凍結されたり、米国の収容所に強制的に送られたりするなど、日系人の歩んだ苦難の歴史を振り返りました。
戦後はペルー社会に同化しながら日系社会の復興を果たしたことを紹介。「多様性を根幹として、日本とペルーが互いに連携しながら発展していく関係を築いていきたい」と語りました。
土屋大使は広島県出身で文部科学審議官、文部科学事務次官などを歴任。広島大学経営協議会の学外委員も務められました。講演の後、越智光夫学長から名誉博士の称号が贈られました。
名誉博士の称号を授与
名誉博士称号授与式後の記念撮影
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