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広島大学大学院教育学研究科の富川光准教授は、沖縄美ら海水族館(沖縄県)、トロムソ大学(ノルウェー)との共同研究によって、世界最大の魚類ジンベエザメの口の中から新種のヨコエビであるジンベエドロノミ(学名:Podocerus jinbe)を発見しました。ジンベエザメに付着するヨコエビの発見は、世界で初めてです。ジンベエドロノミは寄生しているわけではなく、ジンベエザメの口腔内が生息場所として快適だったのではないかと考えられます。今後、ジンベエドロノミの生態や分布、遺伝構造等を明らかにすることで、ヨコエビをはじめとする小型無脊椎動物の生活場所の進化の謎の一端が明らかに出来ると考えます。本研究成果は、2019年10月25日に日本動物分類学会英文誌「Species Diversity」にオンライン公開されました。
新種のヨコエビ「ジンベエドロノミ」
広島大学大学院教育学研究科
准教授 富川 光
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掲載日 : 2019年10月28日
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