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研究成果-インフルエンザの拡大リスクを軽減する化合物の作製に成功しました。



 広島大学大学院医歯薬学総合研究科の二川浩樹(にかわ ひろき)教授は、学校の机・椅子や公共交通機関の座席などの表面に、医療現場などで消毒薬として用いられている消毒成分を固定化(抗菌加工)することができる、新しい化合物の作製に成功しました。

 室温で、しかも数分程度で固定化が可能であり、その抗菌効果は、実験室レベルでは、表面が磨耗しない限りは半年以上持続すると考えられます。また、衣類やリネン関連などにも使用することができます。

 通常の消毒薬でいくら消毒しても、その効果は一時的(その時だけ)であり、消毒後に飛んできた飛沫などに含まれるウィルスは、その表面で生きています(汚染されます)。

 今回開発した技術を応用すれば、インフルエンザウィルスなどの空気感染や接触感染のリスクを軽減し、感染拡大を防止することが期待できます。

 二川教授は、これについて、9月17日、広島大学東京オフィス(東京都港区芝浦3-3-6)で記者会見を行いました。

9月17日。二川教授の記者会見の様子。

記者会見の様子(広島大学東京オフィスにて)



【問い合わせ先】

広島大学社会連携・情報政策室 広報グループ

TEL:082-424-6017



◆実用化に関すること

広島大学発ベンチャー 株式会社Campus Medico

E-mail: info@campusmedico.jp (@は半角@に置き換えてください)

http://www.campusmedico.jp/


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