E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)
わが国において大都市を中心にコロナウイルスの感染者数が増加しておりますが、ヨーロッパに留学した本学学生1人が新型コロナウイルスに感染していることが令和2年3月30日に判明し、昨日大学に連絡がありました。学生は成田空港に到着し、本学関係者との接触もなく、関東地区の病院に入院しております。
広島大学では、2月4日に新型コロナウイルス感染症対策会議を設置しました。これまで8回開催し、学生及び教職員の皆さんの健康を守り、感染拡大を防止することに努めてきました。この事態を受けまして、本日、私を本部長とする「危機管理対策本部」に移行しました。日々刻々と状況が変化する中で、国や広島県の状況などの情報収集に努め、長期化する可能性も考慮しつつ、本学の授業開始日や拡大防止策などを検討いたしました。
本日は次のことを決定いたしましたので、お知らせいたします。
① 昨日の学長メッセージでは、対面による授業の開始日を4月15日(水)に延期するとしておりましたが、5月の連休明けに開始することを決定しました。オンライン授業はこれまでどおり、4月8日(水)から授業を行います。
② 新入生については、学部別ガイダンスを取りやめて学生証の配布のみとし、ウェブを利用したガイダンスとします。広大メール取得後、速やかに緊急連絡システムを利用して新型コロナウイルスに関する体調チェックをメールで実施する予定です。
③ 本日、緊急連絡システムを利用して新型コロナウイルスに関する在学生及び教職員の体調チェックをメールで確認していますので、速やかに回答をお願いします。
④ 毎日体温を計って健康チェック表に記録し、発熱・せき・のどの痛みなどの異状がある場合は、自宅で待機してください。併せて、その旨を学生は指導教員へ、教職員は所属長へメール送信し、本学のリスク管理責任者である俵理事に集約する仕組みを構築しました。
これからしばらくの間は、学生及び教職員の皆さまには、さまざまな不便をおかけすることと思います。一日も早く安心・安全な大学生活が取り戻せるよう、先頭に立って取り組みたいと思います。
令和2年(2020年)4月2日
広島大学長 越智光夫
広島大学広報グループ
E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)
掲載日 : 2020年04月02日
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