• ホームHome
  • (2020.4.30)【学長メッセージ】今年の大型連休は「知」を鍛えるために

(2020.4.30)【学長メッセージ】今年の大型連休は「知」を鍛えるために

 新型コロナウイルス感染の拡大を受けて全国に緊急事態宣言が出される中、大型連休がスタートしました。学生の皆さん一人一人が自分自身のこととして意識し、不要不急の外出や帰省、旅行等を控えていただくようお願いいたします。

 しかし「ステイホーム」とはいえ、ウェブのYouTube動画やゲームに明け暮れるような過ごし方は、もったいないではないですか。「災いを転じて福となす」べく、過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか。

  一つ目の提案は、本をたっぷり読むこと。春の叙勲で旭日大綬章を受章したマイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏は「読書は新しいことを学び、自らの理解を確かめる主な方法だ」と語っています。皆さんもぜひ本や映画を通して、「知」を鍛え、自分と向き合う時間にしてほしいと思います。お薦めの本については、学生ポータルサイト「Myもみじ」で詳しく紹介しています。

 また、この際に英語能力の向上とともに、フランス語、ドイツ語、中国語などの第2外国語にチャレンジしてください。まさに「継続は力なり」です。こちらも「Myもみじ」に詳細を紹介しています。

 帰省できず東広島にいる皆さんの利便を図るため、5月4日~6日までの3日間、生協が東広島キャンパスの大学会館食堂と学生宿舎(山中会館)でお弁当を販売します。栄養バランスにも十分気を付け、有意義に過ごしてください。

 この大型連休を含めた「巣ごもり」の期間は、知性と感性を磨く天与の機会でもあります。広島大学は、私をはじめ教職員一丸となって、可能な限り学生の皆さんへの支援を続けてまいります。

令和2年(2020年)4月30日
広島大学長 越智光夫 


up