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「広島大学原爆死没者追悼式」を挙行しました

広島大学は、8月6日、原爆死没者追悼式を執り行いました。同式典は、本学に包括された旧制諸学校の教職員、学生、生徒および児童で、在職中または在学中、広島に投下された原子爆弾により被爆し、その後亡くなった人たちの霊を慰めるもので、広島大学東千田キャンパス内にある「広島大学原爆死没者追悼之碑」前で毎年実施しています。

今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため人数の制限を行い、遺族や大学関係者ら約40人が参列しました。

最初に越智光夫広島大学長と遺族代表が、死没者2,041人の名前を記した原爆死没者名簿を奉納した後、参列者は1分間の黙とうをささげました。続いて、越智学長が追悼の辞を述べ、開学75年目の節目を3年先に迎える今、広島大学人として平和のために何ができるかを考え、行動していくことを誓いました。参列者は追悼之碑に献花・献水し、原爆死没者の御霊を慰めました。
閉式後、追悼之碑に隣接する「原爆死没者遺骨埋葬の地碑」に献花を行いました。

その後、大学関係者は、広島市佐伯区の光禅寺において、マレーシアから広島大学に留学している学生および関係者とともに、本学前身校の一つである広島文理科大学在籍時に被爆死した同国出身の南方特別留学生ニック・ユソフ氏の墓前供養を行い、哀悼の意を表しました。

越智光夫学長 追悼の辞全文はこちら (日本語)(英語)

原爆死没者2,041柱の御霊に対して、追悼の辞を述べる越智学長

原爆死没者名簿の奉納を行う遺族代表と越智学長

ご遺族・参列者による献花・献水

原爆死没者遺骨埋葬の地碑への献花・献水

【お問い合わせ先】

広島大学総務グループ

TEL:082-424-6032
E-mail:soumu*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に変換の上、送信してください。)


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