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YouTube動画を追加しました(2021.10.18)
原爆の日の2021年8月6日、広島大学平和企画「芸術から平和を想う」が広島市中区の東千田キャンパスで開催されました。第2次世界大戦下の呉を舞台にしたアニメーション映画「この世界の片隅に/この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の片渕須直監督の講演と、被爆樹木の一部を使ったチェロのお披露目が行われました。
越智光夫学長による挨拶の後、同映画で文部科学大臣表彰を受けた片渕監督が「76年前と1021年前のあいだでー非常事態で働き場所を得た女性たちのその後ー」と題してオンラインで講演。感染防止対策を徹底した会場で学生ら約70人が耳を傾けました。
披露されたチェロは被爆樹木と被爆レンガを材料の一部として製作。嘉陽礼文研究員の説明に続き、本学教員と学生がこれまでに被爆樹木を使い製作されたバイオリンとビオラを交えて演奏し、平和への想いを新たにしました。
今回の平和企画には駐日エジプト・アラブ共和国大使館のアイマン・アリ・カーメル特命全権大使とハニー・エルシーミー参事官も参加。本学がエジプト・ガララ大学に設置する「ガララ大学ピースメモリアルセンター」の署名式も併せて行われ、越智学長がカーメル大使に感謝状を贈りました。
平和企画は、本学が理念5原則の第一に掲げる「平和を希求する精神」を踏まえ、被爆の記憶を継承し、多様性を育む自由で平和な国際社会を築く役割を果たすことを目的に、2017年から毎年8月6日に実施しています。
平和企画の動画 (第1部) YouTubeへ移動します
平和企画の動画 (第2,3部) YouTubeへ移動します
オンラインによる片渕監督の講演
片渕監督と越智学長等による記念撮影
ガララ大学ピースメモリアルセンター設置署名式
越智学長からカーメル大使への感謝状贈呈
チェロの披露
被爆樹木を素材とした楽器によるミニコンサート
広島大学国際室国際部