広島大学広報グループ
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広島大学大学院医系科学研究科の久保達彦教授(公衆衛生学)を団長とするJICA(国際協力機構)ウクライナ避難民支援調査団が、2022年3月19日夜、ウクライナの隣国モルドバに向けて羽田空港から出発しました。
災害医療や緊急人道支援の専門家ら6人のメンバーからなる調査団は、ルーマニア経由でモルドバに入り、約3週間にわたって滞在。モルドバ保健省や世界保健機関(WHO)と連携しながら、ウクライナからモルドバに避難してきた人たちに対する緊急人道支援、保健医療分野の協力ニーズに関する調査を行う予定です。
久保教授は国際緊急援助・災害医療が専門で、これまでフィリピンやモザンビークでの国際緊急援助活動に参加しています。
【久保教授の話】 ウクライナから避難された方々を支えることにつながる活動を、平和を希求する広島大学の一員として、周辺国の保健省やWHO等の国際機関、また広島県の人道支援団体ピースウィンズ・ジャパン等とも連携して行ってまいります。今回の人道危機に学術の立場から貢献できるよう、現場に立って力を尽くします。
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