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人間社会科学研究科の学生が佐藤理事・副学長を訪問しました

中国からの留学生で聴覚障害のある劉 錡洋(りゅう きよう)さん(人間社会科学研究科博士課程後期)が、5月10日、主任指導教員の池田 吏志准教授、副指導教員の本田 義央教授、林田 真志准教授とともに、佐藤 利行理事・副学長(平和・基金・アジア担当)を訪問し、大学院博士課程後期への進学について報告しました。

劉さんは、森戸高等国際学院と旧教育学研究科特別支援教育学講座と共同で実施した日本語・日本語文化研修生として来日したのを契機に、中国の長春大学を卒業後、人間社会科学研究科博士課程前期に進学、今年4月より博士課程後期生として在籍しています。

佐藤理事は「日本語だけでなく、日本の手話を習得しながら勉学を続けてこられた努力や苦労は計り知れない。これからも研究を続けていい結果を出してほしい」と激励の言葉を贈りました。

劉さんコメント 先生方のご指導やアクセシビリティセンターを中心とした広島大学の障害がある学生に対する手厚いサポートのおかげで、修学が困難なときも乗り越えてこられました。現在はビジュアルヴァナキュラー(強力な動き・象徴的なサイン・ジェスチャー・表情を伴う表現力形式)に関する研究を進めています。健聴者とろう者が共生できる社会の実現を目指して、力を尽くしていきたいです。

報告の様子

記念撮影(左から林田准教授、池田准教授、劉さん、佐藤理事、本田教授)

【お問い合わせ先】

大学院人間社会科学研究科 教授 川合 紀宗

E-mail: nkawaihiroshima-u.ac.jp
 (注:*は半角@に変換して送信してください。)


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