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広島大学情報科学部の定員を70人増へ~文部科学省「地方国立大学の特例的定員増」で全国初の選定

文部科学省は6月10日、「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増」(以下「特例的定員増」)の選定結果を発表しました。
本学の「広島が牽引する『デジタル田園都市国家構想』~DX 推進人材が切り拓く地方創生~」が選定され、情報科学部の定員を特例的に50人増員することが認められました。
これに加え、教育学部から定員20人を振替えることにより、令和5年度から、情報科学部の入学定員を合計150人に増員します。文部科学省への手続き完了後に確定します。

特例的定員増は、地方創生に資する魅力ある地方大学を実現するために、特例的かつ限定的に定員増を認めるものです。
令和5年度は全国5大学から申請があり、本学を含め3大学が選定されました。

  • 文部科学省ホームページ参照

広島県では中核産業の製造業をはじめ、あらゆる分野でデジタル人材の確保が重要なニーズとなっています。今回の特例的定員増を活用して、広島の産業界が将来の事業展開も見据えながら、「高度産業DX 推進人材」を育成し、広島の地方創生に資する人材を毎年50人以上輩出します。

本学の取組では、広島県への定着促進を目的として、卒業後に広島県内で就職する強い意志のある受験生を対象とする高大接続による学校推薦型入試「地元志向型特別入試」を計画しています。学生募集の詳細は、文部科学省への手続き完了後に公表予定です。
さらに、広島県が令和4年度6月補正予算案に上程している「情報学部・学科等で学ぶ学生の県外流出の防止と県内定着を促進するための奨学金」の活用も検討します。

本学情報科学部は、令和4年度から全国唯一の知能科学プログラムを有する3プログラム制を導入。全学生が履修する専門分野に偏ることなく各分野の研究・開発動向に興味を持ち、広い視野を身に付けるための地元企業の実務家による「オムニバス講義」、1週間の地元企業での「短期インターンシップ」等の「実践・実務科目」を開設しています。
さらに「履修モデル」を導入し、他学部教員との協働による人材育成や地元企業における「長期有償インターンシップ」(8カ月間)を通じ、学生の幅広いキャリア形成に対応した多様な人材を育成しています。

【お問い合わせ先】

広島大学総合戦略室

TEL: 082-424-3720
E-mail:u-strategy*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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