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経産省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」に本学の提案が採択されました

 経済産業省が公募した「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」に、本学から提案した「広島大学ワクチン・医薬品製造拠点整備」が2022年9月30日付で採択されました。

 全国から41件の応募があり、外部有識者による第三者委員会での審査の結果、本学を含む17件が採択されました。大学の提案で採択されたのは本学が唯一です。

 事業採択を受けて、本学は霞キャンパス内にmRNA、ペプチド、核酸医薬の治験薬を製造できる施設を整備します。また10月1日付で学内共同教育研究施設として「PSI GMP教育研究センター」を設置。本事業での治験薬製造施設により、センター機能を強化し、医薬品製造の人材教育にも力を入れます。さらに、アカデミアシーズを中心に治験薬製造を受託するとともに、本学大学病院との連携で、速やかな医師主導治験への移行を推進します。

 ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業は、今後脅威となりうる感染症への備えとして、平時は企業のニーズに応じたバイオ医薬品を製造し、感染症パンデミック発生時にはワクチン製造へ切り替えられるデュアルユース設備を有する拠点を整備するとともに、ワクチン製造に不可欠な製剤化・充填設備や、医薬品製造に必要な部素材等の製造設備を有する拠点等の整備しようとする場合に、その設備導入等を支援するものです。

【お問い合わせ先】

未来共創科学研究本部 研究戦略推進部門

E-mail:amed-ura*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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