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附属幼稚園の園児たちが学生らと学内の田んぼで稲刈りを行いました

11月4日、附属幼稚園の園児たちが、技術センターの職員の指導と理学部・統合生命科学研究科の植物生物学系の学生たちの補助を受け、広島大学生態実験園の田んぼで稲刈りを行いました。

この稲刈り体験は、田植えとともに附属幼稚園の教育活動の一環として、毎年、年長の園児たちによって行われています。

5月末に植え収穫の時期を迎えたのは古代米(黒米)と日本米(あきろまん)。
稲刈りの前に、生の古代米を味見した園児たちは「パリパリして美味しい」「もう一個食べたい」などと歓声を上げながら、殻をむいて香りをかいだり、かじったりと興味津々の様子でした。

塩路恒生技術専門員から鎌の持ち方や渡し方、稲の刈り方などの説明を受けた後、グループに分かれて、稲刈り・刈った稲を運ぶ・稲をひもで束ねると色々な役割をこなしました。稲刈りでは、ぬかるみに足をとられたりしながらも、学生たちの補助を受けつつ、立派にこなしました。途中でカエルを捕まえたり、自然の中での体験にさまざまな反応を見せていました。天日干しのため、稲束を運ぶ作業にも積極的に取り組み、何度も往復して運んでいました。途中で落ちた稲穂も丁寧に拾っていました。

この田んぼは、75平米あり、理学部が東広島市に移転した際には、放棄された荒地でしたが、キャンパスに残された貴重な自然環境を有効利用し、教育研究に生かすことを目的に、1992年に理学部の教員と植物管理室の職員により整備されたものです。

来年以降も生態実験園での田植え・稲刈り行事を継続していきます。

塩路技術専門員からの説明を聞く園児たち

「生のお米を食べてみよう、どんな味かな?」

上手に鎌を使っていました

刈った稲を手渡し

丁寧に両手で持って運びます

集めた稲をしっかりとひもで束ねます

みんなで、稲束を運びます

天日干しで「美味しくなーれ」

【お問い合わせ先】

広島大学広報室

TEL:082-424-6762
E-mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)


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