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本学元留学生が令和5年春の外国人叙勲を受章しました

2023年4月29日、令和5年春の叙勲に際し、本学元留学生であるゾライダ・ビンティ・ムスタファ氏に日本政府から勲章(旭日双光章)が授与されました。マレーシアにおける日本語教育の促進及び日本・マレーシア間の相互理解の促進に寄与した功績によるものです。

ゾライダ・ビンティ・ムスタファ氏はマレーシア出身、1999年から2006年まで広島大学に留学し、大学院国際協力研究科で2006年に博士号を取得しました。現在、マレーシア・イスラム科学大学(USIM)の准教授で、マレーシア日本語教師会(MAJLIS)の会長を務められています。

本学留学後はマレーシアに帰国し、マラヤ大学予備教育センター日本留学特別コース(AAJ)の教員として、日本に留学するマレーシア政府派遣留学生に対して日本語の指導にあたられました。その後、2018年からマレーシア・イスラム科学大学(USIM)に移り、同大学の日本語日本文化センター長を務められました。

社会的な活動においては、2016年からマレーシア日本語教師会(MAJLIS)の会長に就任、同国における日本語・日本文化活動の推進や教育者間のネットワーク構築に尽力されました。2019年にはこのような両国の相互理解や友好親善への寄与が認められ、外務大臣表彰を受賞されました。

本学との関わりも深く、2013年、本学の前身校である広島文理科大学に在学中に被爆した南方特別留学生アブドゥル・ラザク氏への名誉博士号授与式の司会を務められました。また、この授与式に参加した留学生が中心となって設立された広島大学マレーシア校友会(2014年設立)の副会長に就任されました。

このたびの受章を本学教職員一同心よりお祝い申し上げるとともに、今後の更なるご活躍を祈念いたします。

勲章を授与されたゾライダ・ビンティ・ムスタファ氏

【この記事のお問い合わせ先】

広島大学グローバル化推進グループ

TEL: 082-424-6046


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