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[G7]本学学長がファム・ミン・チン・ベトナム社会主義共和国首相と会談しました

2023年5月20日、本学の越智学長が、G7広島サミットに参加するため訪日したファム・ミン・チン・ベトナム社会主義共和国首相(H.E. Mr. PHAM Minh Chinh, Prime Minister of the Socialist Republic of Viet Nam)を表敬訪問し、会談を行いました。会談には、金子理事・副学長(グローバル化担当)、田中理事・副学長(霞地区・教員人事・広報担当)、チャン・ダン・スアン教授(IDEC国際連携機構)が同席したほか、株式会社サタケ・松本和久社長、株式会社バルコム・山坂哲郎会長ら企業の代表者も出席されました。

会談では、まず越智学長から、本学で学ぶベトナムからの留学生は3番目に多く、現在65人、同窓生は343人にのぼること、ハノイとホーチミンそれぞれに同窓会組織があることなどを紹介しました。続いて、ベトナム農業農村開発省と連携し、農学分野のドクターコース学生のためのサテライトキャンパスの設置準備を進めており、これにより農業のDX化、畜産業の高度化、干ばつや塩害に強い稲作などを中心に研究を進める予定であること、ベトナム内務省の幹部級行政官を対象としたエグゼクティブ教育を提供していること等の取組みを説明しました。最後に、ベトナムに進出する日本企業と連携して、今後力を入れて人材育成に取組みたい4つの分野が、農業、半導体、カーボンニュートラル、スマートシティであり、優秀な学生を積極的にベトナムから受け入れたいことを伝えました。

これに対して、チン首相からは、農業、デジタルトランスフォーメーション(DX)、グリーントランスフォーメーション(GX)等の分野は、いずれもベトナムにとって重要な戦略的分野であり、本学の取り組みを称賛するとともに、本学の教育・研究拠点をベトナムに整備することへの期待が述べられ、必要な調整や支援があれば、駐日ベトナム大使館や関連する省庁を通じて迅速な措置を取ると応じられました。

広島大学は、今後もベトナムの大学や政府機関、企業とのより一層の交流を積極的に進めていきます。

左:越智学長、右:チン首相

集合写真

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