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「アジアにおける新たな海洋・海事の拠点づくり」に向けて呉市、広島大学、海上保安大学校、公益財団法人笹川平和財団の4者がTown & Gown構想推進の協定締結

2023年7月8日、呉市、広島大学、海上保安大学校及び公益財団法人笹川平和財団の4者は、呉市・広島大学Town & Gown構想の推進に向けた海洋・海事の国際的拠点の形成の拠点形成と地域社会等の活性化を図るため、協定を締結しました。

このたびの協定では、海に関連した歴史、文化、ものづくりの伝統が集積する呉市において、国際機関と連携しながら、国際化に対応した人材育成や、地球規模の課題となっている海洋環境や海洋資源の維持、回復や海洋・海事DX、GXの先進的な研究開発などに取り組み、アジアにおける海洋・海事の国際的教育・研究・社会連携の拠点形成と地域社会等の活性化を図ることを目的としています。

呉市役所において執り行われた締結式には、新原芳明 呉市長、越智光夫 広島大学長、江口満 海上保安大学校長、角南篤 公益財団法人笹川平和財団理事長らが出席しました。

 

左から世界海事大学メヒア学長、角南理事長、越智学長、新原市長、江口大学校長、広島大学金子理事・副学長

 

越智広島大学長は、海洋・海事に関する学際的な学位プログラムや先進的な研究開発を通して、世界中から呉市に研究者、学生を招き、海洋・海事のイノベーション創出の実現と、地域の発展につなげていきたいと挨拶しました。

また、江口海上保安大学校長は、広範な海上保安業務と海洋政策に関する多様な調査研究を担う人材を育成するため、国内外の教育機関間連携の取り組みを一層進展するとの決意を述べました。

角南笹川平和財団理事長からは、財団の海洋政策研究所を中心に「新たな海洋ガバナンスの確立」に向けて、民間財団ならではの自由な発想・手法で支援に取り組むとの挨拶がありました。

最後に、新原呉市長は、「海洋・海事の教育・研究・社会連携の拠点として、呉はふさわしいところだと思う」と期待を寄せるとともに、「拠点形成に向けて、一生懸命努力をしていきたい」との言葉で、この取り組みを推進する強い思いを表現しました。

また、本協定締結式は、同日に本学と大学間国際交流協定を締結した世界海事大学のマックス・メヒア学長にも同席いただきました。

本協定締結を受けて、広島大学と呉市によるTown & Gown構想を推進しつつ、呉市・広島大学・海上保安大学校・公益財団法人笹川平和財団の4者が連携し、海洋・海事の教育・研究・社会連携の国際的拠点の形成に向けて、人材育成と地域の関連企業などとのネットワーク構築から取り組みを進めていきます。

お問い合わせ先

広島大学学術・社会連携室地域連携部
E-mail chiikirenkei@office.hiroshima-u.ac.jp(@を半角にして送信ください。)


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