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原爆の日の2023年8月6日、広島大学創立75+75周年記念事業・平和企画「被爆体験紙芝居と音楽による平和への願い」が広島市中区の東千田キャンパスで開催されました。
今年の平和企画には、広島大学が実施するサマープログラムの海外参加学生、22か国、約100人が参加し、本学の学生・教職員も併せて約200人が参加しました。
越智光夫学長による挨拶の後、第1部では、米国大学の学生が語り継ぐ被爆体験と題して、本学の協定校である米国アイダホ大学の学生から被爆体験紙芝居の発表がありました。この紙芝居は、広島市立基町高校の生徒が、被爆者である小倉桂子さんの被爆体験を基に制作したものを、小倉さんの監修の下にアイダホ大学の学生が英訳しました。
学生からの発表の後、小倉さんから紙芝居に込めた思いやアイダホ大学の学生に英訳を依頼した経緯を語られ、参加者一同は熱心に耳を傾けました。
続いて、第2部では被爆樹木の一部を使った楽器による平和祈念ミニコンサートが行われました。2019年から被爆樹木と被爆建物の破片を素材の一部に使用した楽器製作を行い、これまでビオラ、チェロとバイオリン2挺を製作し、これらの楽器による弦楽四重奏で演奏しました。
これらのバイオリン、チェロ、ビオラは、今後、様々な機会に多くの方々に聞いていただき、その音色を聴く多くの人々と平和への思いを共有していく予定です。
アイダホ大学からの発表
小倉さんからのコメント
越智学長との記念撮影
平和祈念ミニコンサート
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広島大学グローバル化推進グループ