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広大生が大崎上島町で元警察官舎を「地域の拠点」にリノベーションしています(大崎上島まちおこしプロジェクト10月の活動)

広島大学工学部の角倉 英明准教授と石垣 文助教の研究室の学生たちは、2022年度から、広島県の瀬戸内海に浮かぶ離島・大崎上島で、旧警察官舎をリノベーションするプロジェクトに取り組んでいます。
プロジェクトでは、月1回の頻度で宿泊しながら、建物調査や地域調査、住民へのインタビューなどを行ったり、その成果を踏まえて改修案をグループに分かれてまとめたりしています。

プロジェクトの様子(インスタグラム 大崎上島町リノベプロジェクト@旧警察官舎)

この活動の様子は、7月29日の中国新聞(主に広島県を中心とした中国地方で発行されている新聞)で紹介されました。記事はこちら(中国新聞デジタル)

10月の活動の様子が届きました。

今月は、リノベーションしている家の居間・キッチンの壁貼りを行いました。また、玄関脇に、新たに小屋を建てる作業に入りました。大工の幸家さんに指導いただきながら、基礎を作ったり、柱梁の継手の加工、柱梁の接合、金物敷設、屋根貼りなどを行いました。

小屋の土台を幸家さんと作成している様子

部材の加工を行っている様子

屋根に垂木をかけている様子

今回の報告でも、参加した学生たちの生の声をお届けします!

大学院博士課程前期1年生

小屋づくりの第一段階として、基礎コンクリートブロックを設置しました。はじめてモルタルを作ったので、分量などいろいろと難しかったですが、貴重な体験が出来ました。次回固まっているか見るのが楽しみです!

大学院博士課程前期2年生

初めての刻み加工(柱梁の継手を加工する工程)でしたが自分たちで出来たことが嬉しかったです。印をつけた通りにスパッと切れた時は最高でした!

大学院博士課程前期1年生

小屋の柱梁を金物で固定して、建物の強度を上げるための斜めの部材を入れました。グラグラしていた建物が斜めの部材を入れたことで強度が増してがっちりしたことで、この部材の重要性が体感できました!
また、屋根の取り付けも行いました。高所での作業は力を入れたり、まっすぐ部材を取り付けたりするのが難しく、大工さんの技術の高さを学びました!
 

お問い合わせ先

広島大学先進理工系科学研究科
角倉(すみくら)准教授
sumikura@hiroshima-u.ac.jp ※@は、半角に置きかえて送信してください


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