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パレスチナの人々の緊急医療支援へ JICA調査団が医系科学研究科の久保教授を団長としてエジプトに派遣されています

 広島大学大学院医系科学研究科の久保達彦教授(公衆衛生学)を団長とするJICA(国際協力機構)パレスチナ緊急医療支援ニーズ調査チーム3人が、2023年12月25日夜、パレスチナ・ガザ地区の隣国のエジプトに向けて羽田空港から出発しました。

 緊急医療支援や国際的な活動調整に経験豊富な3人は、1月初旬までの期間、主に首都カイロで情報収集をします。エジプト保健省や世界保健機関(WHO)と連携しつつ、緊急医療支援ニーズ、国際的な活動調整への支援の可能性などを調査する予定です。

 久保教授は国際緊急援助・災害医療が専門で、これまでモルドバ、フィリピンやモザンビークでの国際緊急援助活動に参加しています。

久保教授のコメント

 クリスマスの派遣となりました。日本では当たり前にある子ども達の笑顔が当地では危機に晒されています。平和を願いつつ、日本の災害医療専門家が国際緊急援助隊やDMAT等の枠組みで蓄積してきた技術やネットワーク、2022年ウクライナ人道危機に対するモルドバ共和国への派遣経験等を活かして緊急医療を届けるために活動して参ります。 

写真中央が久保教授(撮影・提供:JICA)

【お問い合わせ先】

広島大学広報室
E-mail: koho*hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)


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