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2024年3月23日、東広島運動公園体育館で令和5年度広島大学学位記授与式を挙行しました。
本年度の卒業・修了生は学部2,343人、専攻科13人、大学院1,345人、合計3,701人(うち留学生283人)。
朝からあいにくの雨模様でしたが、会場は晴れ着の学生たちと保護者の笑顔であふれ、新しい門出を祝いました。
式典の様子はYouTubeでライブ配信されました。
越智学長は式辞の中で、「世界の先行きは不透明です。ロシアによるウクライナ侵攻は2年を超え、イスラエルとハマスの衝突も間もなく半年になろうとしています。そんな時代に針路を示すのが、人類史上の最高傑作と言うべき大学です。叡智が結集する大学の役割は今後、益々重要となるはずです。特に、世界最初の被爆地、広島に開学した本学には、平和の実現に向けて何ができるか、常に問い続けることが求められています」と語りかけました。最後に、学長自身の学生時代の経験から「本学での経験は、皆さんにとって貴重な宝物となる」と説き、「栄えある広島大学で学んだことに誇りを持ち、未来に向かって果敢に挑戦してください」とエールを贈りました。
留学生代表として中国出身で大学院先進理工系科学研究科博士課程後期(先進理工系科学専攻)の李 佳倫(り かりん)さんは、「広島大学は国際的な教育環境を提供する学府であり、多様な文化が交じり合う学びの場です。共に学び、共に成長し、共に笑い、共に感動することで、私たち留学生は大きな家族のような絆を深めることができました。広島大学の卒業生・修了生は今後の社会を支える存在になるという目標を達成するために、一歩一歩進みます」と謝辞を述べました。
式典に続いて、博士の学位記授与者一人一人に、学長から学位記が手渡されました。
午後からは、各学部・研究科ごとに卒業証書・学位記が授与されました。
学位記を受け取る卒業生代表
学長式辞
学部生代表謝辞
会場の様子
博士学位記授与
在学生代表送辞
※当日の写真は、広島大学公式SNSでも公開予定です。
式典のハイライト動画はこちら(Facebook)
広島大学広報室