呉市・広島大学Town & Gown構想　海洋文化都市くれ推進協議会　令和6年度総会を開催しました

令和6年7月5日、呉市・広島大学Town & Gown構想　海洋文化都市くれ推進協議会　令和6年度総会を開催しました。45団体60人の方が参加して、今年度の取組などについて協議しました。
本協議会は、呉市・広島大学Town & Gown構想を推進し、海洋・海事の国際的拠点づくりの取組を積極的に進めていくことを目的として、行政機関や教育機関、関係団体、企業などから構成して令和6年1月31日に設立されました。設立後新たに7団体が加入、計67団体となっています。

会場の様子

冒頭、本会会長である　呉市　新原芳明市長から開会の挨拶、引き続き副会長である　広島大学越智光夫学長の代理として　金子慎治理事・副学長、海上保安大学校　筒井直樹校長、及び公益財団法人笹川平和財団　角南篤理事長より挨拶がありました。併せて、この度新規に協議会へ加入された団体からご挨拶をいただきました。
その後、令和6年度における事業計画及び収支予算に関して協議をいただきました。
事業計画においては、特に次の2点について詳細な説明を行いました。

「部会等」設置について
呉市・広島大学Town & Gown構想における具体的な取組を進めていくため、研究分野に応じて行政機関、教育機関、企業、関係団体等で構成するチームをつくり、勉強会やセミナー等の開催を行うとともに将来的には課題解決に向けた調査・研究・実証実験等につなげていくことを目指します。
「（仮称）海洋文化都市くれ海博2024（令和6年11月10日（日））」の開催について
海洋・海事の拠点づくりに向けて、多くの方々にご理解をいただくため、「海の魅力を知る、海で世界につながる」をテーマとして、大和ミュージアムとその周辺を会場とし、①展示・販売ブース、②船の展示、見学、③造船所見学、④海についての学習・ワークショップ、⑤ステージ・イベント、⑥海洋・海事セミナー、⑦海上保安大学校キャンパス公開を予定し、呉市の方々を始めてとし、多くの方々に来場いただくように準備していく予定です。

最新情報として、「瀬戸内から、新たなゆたかさを実現するフォーラム（略称：瀬戸内フォーラム）」の設立総会の概要等について、公益財団法人笹川平和財団経営企画部特命案件チーム　小森雄太チーム長から報告がありました。
また、国土交通省中国運輸局海事振興部　渡邉保克調整官から、令和6年6月29日から30日にかけて開催した「段ボールボートで君もキャプテン！in蒲刈」について、12家族34人の参加があった旨報告がありました。

本協議会の意見交換においては、広島県総務局経営企画チーム担当課　槇寿美江課長、及び、菅原汽船株式会社　菅原勝利代表取締役から推進協議会への今後の活動に大きな期待や可能性についてお言葉を頂戴いたしました。

　会議終了後に記念講演として、フューチャークエスト株式会社　瀧本朋樹代表取締役　から「海のイノベーションに向けた課題と取組」をテーマとしてご講演をいただきました。